2018年7月24日火曜日

広沢池の夕日

このところ、少し涼しくなってから陽が落ちかける前に散歩に出かけています。
 今日の広沢池(ひろさわのいけ)の夕日。
 終わりかけの夕日ですが、水面に映って、かなり美しいです。

 広沢池は…ちょっと前にテレビでやっていて知ったのですが…平安時代につくられた池で、現存する日本最古の人工の池なのだそうです。もはや自然と言っても過言ではない気がします。
 こちらは近年の話ですが、東京の明治神宮の森も人工の森でありながら、計算され尽くした素晴らしい森です。「人工」は「自然」の対義語として使われますが、人の力もなかなか捨てたものではありません。

※右は明るい時間の同じ角度からの広沢池の写真です。この角度からだと空が映るんですね。
広沢池にはボート乗り場があって、冬場は岸に積み上げられていたボートが、春以降、ボート乗り場に横付けされているのですが、散歩で毎日のように通るようになってからボート乗り場に人が居るのを見たことがありません(^^;)

2018年7月22日日曜日

オクラの花

暑さの中、オクラ(丸オクラ)の花が咲きました。超絶かわいいです。奄美に咲く「オオハマボウ」の花に似ている♪
 うしろにチラリと見えているのは、プチトマトのプランター。
 
 ずっと田舎で畑をしていた父が、野菜を育てたがります。ウチは陽当たりのいいスペースが玄関先だけなのですが、玄関先が畑状態になるのはチョット…、と、見た目的にプチトマトが ギリギリかな、と言ったら、その足で速攻でプチトマトの苗を買ってきて育てている父(^^;)

 オクラは、私が種のパッケージに描かれたお花に一目惚れして買ってきたら、父が上手に育ててくれています。
 
 私担当(?)のパッションフルーツや、お花やハーブの寄せ植えもあるので、わさわさ緑でいっぱいです。
 ちなみに、ウチの外観は、完全に洋風な真っ白い三角屋根のお家なんですが(生け垣は月桂樹だし)。結局、私チョイスの植物は奥へ奥へと追いやられ(父が世話をしやすいよう?配置換えされた)、父の野菜と、父が持ち込んだ朝顔や山椒の木などが表を陣取っています。なんか、私が思い描いていた理想の玄関先とは、どんどんかけ離れていきます…。
 …基本、和風なんだよなぁ、父の好みは…。和風もいいのだけど、お家の雰囲気に合わないんだよなぁ…。そんで、私は植物育てるの下手だけど、父は上手なんだよなぁ…。←強く言えない。
(裏庭は和風なんですが、陽当たりがよくないので父の植物育てたい欲は満たされない模様)
 こういう問題(?)に直面するとは、実家じゃない場所で実際に父と暮らすまで考えもしなかったことでした。

 そういえば、かつて両親が店舗を借りて喫茶店をはじめたとき、洋風の店内に、父がお気に入りの藤の花の鉢植えを置くので、母が「これは洋風のお店の雰囲気に合わない」と注意したら、翌日、鉢にピンクのリボンが巻いてあった、と笑い話をしてくれたのを思い出します。
 父は、洋風とか和風とか、雰囲気に合う合わないがわからないというか…父にとっては洋風とは「ピンクのリボン」なんだろうか。おもしろい感覚だけど、感覚違う人にわかってもらうのって大変ですよね〜。

 野菜を育てるなら近くで畑を借りることもできるので、そうしてほしいものですが、毎日間近で成長をみる楽しみもあるようなので、見た目も美しい野菜をちょっとずつ探そう。そして朝顔は、父があらゆる鉢の根元に他の植物と一緒に植えたら想像以上に育って太陽と栄養を独り占めしています。来年は植える場所を考え直してもらおう。
 

2018年7月21日土曜日

坂道をのぼって

  長い坂道をのぼって、振り返ったら、遠くに街並み。目の錯覚なんですが、高いところに天空都市があるみたいに見えますよね。
 さらに向こうにも山があって、 京都が盆地なのがよくわかります。こんな狭いところに京都府の人口のほとんどが暮らしているのです(しかも建物の高さ制限などあるから、本当にギッチギチです)。
 猛暑日が 続いていて、京都市は7日連続38℃越えだとか…。うん、これだけ山に囲まれているんじゃ熱も逃げないですよね…。
 
 京都(京都府も京都市も)に居ると、どこに居ても山が見えるので、はじめて東京に出たとき、高いところから地平線が見えることに感動したものです。

散歩途中にいつも休憩で立ち寄る公園のベンチに座って、ふと横を見ると、白い靴下の、かわいい子がこっちを見ていました。どこかの飼い猫でしょうか。
 大きなケヤキの木の下。そこは涼しいのかな?

 そういえば、暑くて汗をかくとき、塩分を失うので塩分が必要ですが、動物たちはどうするんだろう?と疑問に思って調べてみました。暑いとき、汗をかいて体温調節できるのは、人間と馬くらいなんですって(要は、塩分補給が必要なほど汗をかくのは人間と馬くらい、ということ。店先に商売繁盛を願って盛り塩をするのは、馬が人や荷物を運んでいた時代、馬のための塩で、馬を寄せるための名残と聞いたことがあります)。
 猫は、肉球に汗をかくらしいです。なんか、かわいい…。猿の仲間も手に汗をかくらしいですが、猫や猿は体温調節ではなく滑り止めのためなんだとか。あぁ、私も緊張すると手汗をかきます、それと一緒か。滑り止めを通り越して、手を滑らせてしまうくらいに…。猫や猿も、そんなうっかりさんがいるかもしれないですね。
 そんなことに思いを巡らすのも楽しいです。

2018年7月17日火曜日

熱中症に注意

 ニュースでは、各地で熱中症で倒れる人が続出のようで、とくに、今回の豪雨災害の被災地では深刻みたいですね…。
 京都も殺人的な暑さ。この3連休も連日38℃越えとか。耐えられない暑さです。

 それでも歩きたくて外に出てみるのですが、ちょっと歩くだけでクラクラします。元気よく歩くとか難しい。暑すぎて、日中、鳥などの動物たちもあまり見かけなくなりましたし。ここ数日は、あまり遠出をせず、近所をぐるぐると、だらだら歩いて、だらだら汗をかいて終わりです。

 過酷な気象条件でも元気で居られるように体力をつけたいですし、いまの自分の体力がどのくらいか知っておきたいので、とりあえず毎日、外には出かけています。

 これもどうやらリンパ球人間の特徴なんですが、私、塩分(しょっぱいもの)が苦手なんですね(^^;)普段であれば塩分控えめ生活は健康的なんですけれど…。
 しかし、これだけ汗をかく時期に、そんなことは言っていられないので、出かける前にインスタントみそ汁など塩分の高い温かい飲み物を飲んでから出かけるようにしたら、少し元気に歩けます。
 それから、日中、陽が高い時間帯はやっぱりだめです、直射日光に加え、アスファルトの照り返しが厳しすぎる! そんな中、普通にワイシャツ着て歩いている人や、ジョギングしている人、すごすぎます!!

 熱中症予防には、たっぷりの水分と塩分、ミネラルですよ。みなさまも熱中症にはお気をつけくださいね。この猛暑日、しばらく続くようですので(^^;)

2018年7月15日日曜日

肩こり頭痛の原因

10年以上悩まされている肩こり頭痛。何もヤル気がおきないと思ったら、気づけば頭がガンガンに痛い、という…。定期的にマッサージへ行かないと首・肩がガッチガチなんです。
 運動不足が原因かと思い、歩くようになったのですが、体力がついてきた実感はあるのに、肩こり頭痛はまったく改善されず…。運動不足が原因ではなかったようです。
 それじゃあストレートネックだろうか?と思ってマッサージの先生に相談しても、骨には問題はなさそうだし…。

  ということは残るは……眼精疲労…?!?!目が疲れたとか乾くとかいう症状を自覚したことがなかったので、考えてもみなかったのですが、そういえば乱視が あるので、知らず知らずの間に目が疲れていたのかもしれません(遠くがぼやける以外は生活に支障がないので裸眼で生活)。
 目の体操をしたり、目を温めたりしてみましたら、目の奥がジ〜ン、と…。あぁ、目からきていたのね…恐ろしく長いあいだ放っておいて、ごめん、私の目。

  そこで。普段の生活でも眼鏡をかけるようにしたり、目の体操、蒸しタオルで目を温める、ステレオグラム(マジカルアイなどともいう。目の焦点を意図的に前後にずらして合わせることで 立体的に見えるように作成された画像。視力回復によいとされる)の絵を見る、など色々と試してみています。肩こり頭痛も少しずつ改善してきている気がする…!!
 克服までには時間がかかるだろうけど、がんばって続けてみます。

※画像はhttp://peeinears.github.io/MagicEye.js/にて遊びながらつくってみたステレオグラムです。 何が見えるかな?
クリックすると拡大します。プリントして使っていただけましたら目に優しいかと。
 

2018年7月8日日曜日

大雨

このたびの大雨、過ぎてみると河川の氾濫や土砂災害など各地で甚大な被害があったようで…尊い命がいくつも失われてしまったこと、心が痛みます。
 大きな被害に遭われた方、被災された方々にお見舞い申し上げます。
 水害って本当に怖いですね…。

←今朝は晴れ間が出たので、渡月橋の様子を見てきました。7/8、朝7時頃の桂川の渡月橋の様子です。
 すでに水位がだいぶ下がって、通行止めは解除されていましたが、濁流です。
 川辺のベンチのところに漂流物がたまっていました。ここまで水が来ていたんですね。

←渡月橋の上から。ゴウゴウと音を立てて足元を水が流れます。ずっと橋の上に居たら、酔って(船酔いして)しまいそう。
 このところ、雨続きで 思うように歩けなかった(ウォーキング、ね)ので、いましか晴れ間はないかもしれないと珍しく朝早く出かけたのですが。同じ思いの人がたくさんいらしたのか…日曜でしたし、時間帯もあるのでしょうけれど、7時過ぎの渡月橋近辺はウォーキングやジョギングの人たちでいっぱいでした。
  普段の、観光客で賑わっているのとは違う、渡月橋のいろんな顔が見れました。

←これまた時間帯もあるのかもしれませんが、鳥たちもいっぱいいて。
 ツバメたちが川面から道路まで縦横無尽にびゅんびゅん飛び交っていましたし、 残された川岸の水たまりなどに、サギやカモやカワウたちがたくさん。思い思いに水に頭を突っ込んだり羽を広げて乾かしたり。
 彼らの餌である魚たちもこういうところに逃げ込んでいるんでしょうね。
 …あぁ、カ、カメラが(やっぱりスマホカメラではダメですね)…。

←そんな桂川を眺めながら川沿いを少し下流まで歩いて、松尾大社に久々にお参りに行きました。
 いま住んでいるところの氏神様ですので、時々ご挨拶に行かないと。
 松尾大社は酒造りの神様でもあります。酒蔵さんや、お酒関係のお仕事されている方も全国から参拝にいらっしゃるみたいです。なかなかに荘厳な神社で、ここも大好きな神社です。
 ちなみに、聞きかじりの知識ですけれど、神社では神様にお願いごとをするものではないらしいですよ。願い事がある場合は、自分で叶えるという決意を神様に宣言すると良いらしいです。それともうひとつ。その都度ちゃんと神様に自分の住所と名前を名乗ること。参拝には時間をとりましょうね〜。
 最近の私は、願い事もとくに思い浮かびませんが…神社に行くの、好きなんです。無事であることの感謝と、その土地土地の神様へのご挨拶です。

2018年7月7日土曜日

紙一重

 降り続く大雨。いまはちょっと小康状態で、静かな夜を過ごしています。
 このたびの大雨で被害のある方には、お見舞い申し上げます。
 ニュースで渡月橋の映像が流れるので、たくさんの方からご心配いただきましてありがとうございます。私は大丈夫ですよ〜!
 桂川の渡月橋近辺は、景観重視で護岸整備されていないので、ときどき氾濫するんですよ。渡月橋は、近隣住民には生活道路なので、通行止めになると困るんですけどね。それでも頑なに自然のままに護岸整備しないところが個人的に気に入っております。

 ちょうど大雨で渡月橋が通行止めになる前夜、考え事をしながら渡月橋を眺め、夜の桂川の流れに癒されていたところだったので…自然の癒しと脅威の二面性、紙一重なことについて…感慨深いものがあります。どちらも大切に感じたいものです。
 そして、住宅地などは概ね大丈夫だとはいえ「経験したことのない」大雨が今後も続いたりすると、何が起こるかわかりません。引き続き警戒は必要ですね。
 全国的なもののようですから、みなさまもどうぞお気をつけくださいね。

 昨年、母が亡くなってから死を身近に考えるようにはなっていたのですが、最近、生き死にについてちょっと考えることがありまして。ちょうどそんなとき、先日、高校時代のクラスメイトが急死したとの知らせがきました。
 にわかに信じがたいまま、日帰りで地元に帰り、葬儀に参列してきました。勤務中に職場で突然意識を失い、すぐに救急搬送されたものの、そのまま意識が戻らず、8時間後に旅立ったそうです…。
 高校時代から、みんなの太陽みたいな存在でした。万人を愛し、万人から愛されるような人でした。なぜそんな彼女が旅立たねばいけなかったのでしょうか…。いのちとは、かくも儚いものなんでしょうか。生と死とは、薄いオブラート1枚ほどの隔たりくらいしかなく、常に隣り合わせなのかもしれません。

 彼女の葬儀のあった夜ですよ、京都に戻って桂川で水の音を聴きながら、ひとりそんなことを色々と色々と考えていたのですが。こんどは自宅にて、ひたすら叩き付ける雨音と頻繁に鳴る携帯の避難勧告のエリアメールの音を聞きながら、色んなことを考えます。
  生きていくために必要な水も、一滴一滴の水も、形を変え、人間の心の乱れを静かに洗ってくれもすれば、すべてを飲み込んでしまったりもする。それはそれは、人間には抗えない力で。
 生き死にについてや、自然の理についてなど思いめぐらせていると、日常、些末なことで悩んだり、目の前のことにあたふたしているのがくだらないことのようにも思えます(それもとっても幸せで愛おしいことでもあるんですけどね!)。

 先に逝ってしまった大事な人たちの、いのちの重みを感じつつ、生と死が常に隣り合わせだからこそ、いま、自分が生きている奇跡を大切にしたいと思う今日このごろ。そんな気持ちを忘れないように生きていきたいです。