2025年3月31日月曜日

ヤンバルトサカヤスデ3月まとめ

  3月も後半になってくると成虫が減ってきました(それでもまだ時々いる)。

 幼虫は1cm強の大きさが主流ですが、2cm強のものも増えてきました。寒い日や強風の日は数が若干少ないものの(あまり移動をしないと思われる)、捕獲数は変わらず1日に数百〜1,000匹くらい

 何かのサイトで、ヤスデ対策に砂利を敷き詰めるのも良いと書いてあったように思うのですが、砂利ほどの大きさの石の下にも隠れています。ゆえに、大きさの揃った石を集めて砂利のように置いていても、その下に集まっていたります。うーん…。しかし、小石の下で勝手に潰れてしまっているヤツもいるので、踏みしめる場所に砂利を敷く場合は、ある程度有効かもしれません。

「これからの時期、黒い防草シートを敷いておけば、雑草も防げるし、下にいるヤスデも太陽熱で死ぬ」と友人から教わりました。自分の敷地ではない&広すぎるため、私はできないかと思いますけれど、部分的に試してみようかと思います。

 苔剥がしも果てしがなさすぎて進みませんし、きれいにしたそばから雑草が生えてくるし森から落ち葉がどんどん落ちてきます(- -;) もちろん、ヤスデも根絶は難しいのでしょうけれど、1匹でも減らすよう、地道にがんばります…!

 本来でしたら、野鳥に来てもらうためにもきれいにしすぎたくなくて、虫も大歓迎なんですけれどね。ヤスデ以外の生物は見つけてもスルーしていましたが、先日、草むしり中に謎の虫にやられて、後になって唇がパンパンに腫れて麻痺のような痺れがでました。長袖長ズボン&頭に手ぬぐい&手袋&虫除けは徹底しているのですが、それでも出ている顔まわりを虫にやられて大変です。これからの暖かくなる時期、外作業では頭から虫除けネットを被らないと危険ですね。

2025年3月23日日曜日

ジョウビタキ

 ジョウビタキのオス。ヤスデ拾い中に近くに鳥がとまったので、手を止めて撮影。うーん、残念な画質…

 しかし、アトリエ周りでジョウビタキは初めて観察できたので、記録までに。奄美では冬鳥(渡鳥)みたいですね。とっても綺麗&かわいい!でした。

 最近は、私が草むしりした後の地面をシロハラがつつきにきてくれるのですが、そのほかの野鳥は以前ほど来てくれません。活動的な時期ではないのでしょうか。

 しかし、しかし。森からルリカケスの声がよく聞こえるようになりました。夜にはリュウキュウコノハズク(小さいフクロウ)の「コホッ、コホッ」って声も。野鳥が鳴くのにも季節があるようです。

2025年3月13日木曜日

カタバミの花

 奄美大島は昨日からまた急に暖かくなりました。前の日には咲いていなかったカタバミの花が一斉に咲き始めアトリエ周りがお花畑のようになりました。…かわいい花が咲くと草むしりもためらっちゃいますね。
 これは黄色のカタバミですが、申し合わせたようにピンクのカタバミも1日で咲きました。草むしりのときに、葉っぱの大きなカタバミがあるなぁ、と思っていたら、それがピンク色の花のカタバミだと判明。
 こうなってくると、雑草もそれぞれどんな花が咲くのか、きになってしまいます。
 しかし、草むしりをしたそばからまたどんどん生えてきますし(ここだって冬場にきれいに草むしりしたはずのところ。雑草って強いなぁ)放っておくと大変なことになるので、こまめに草むしりもしなくては。ヤスデ拾いに草むしりに…あー忙しい!!

2025年3月4日火曜日

大雨降って…シリケン天国

 奄美大島は3月に入り、春一番が吹いて急に暖かいです。今日の午前中は雷が鳴って土砂降り。そんな中、雨水の流れ具合とか外の様子を見回っていたら、シリケンイモリが散歩しているな(今まで同じ個体一匹しか確認できていませんでしたが、それとは違う個体!)と思っていたのですが、あれれ、何匹もいる。そして水場を見てみたら、周辺に10匹以上はいる!!

 写真には3匹が連なるようにいるの、わかりますでしょうか? ここ、水場のフチなのですが、こんな感じで、水場に入れ替わり立ち替わり、集まってきては出たり入ったり。シリケン同士を乗り越えて水場に出たり入ったり。かなり素早く動き回るのでトータル何匹いるのか数えられません。

 なんとなんと。シリケンさんたちも、みんなここに水場があることを知っているんじゃないですか!すごいなぁ。どういうネットワークがあるのでしょうね? そのために普段から散歩してるのかもしれないですね。そしてこの感じだと…ひょっとして、そのうち、子イモリ見られる感じなのでしょうか。だとしたら楽しみ過ぎます。

2025年3月3日月曜日

三太郎タクシーロゴイラスト

 昨年(2024年)10月1日より運行開始した、奄美市住用地区の「三太郎タクシー」の、ロゴイラストを作成させていただきました。車体に描かれているとの話ですが。なかなか目にする機会がなく…。しかし、住用に出かけたときに、ようやくポスターを発見!

 「地方あるある」かと思いますけれど、バスなどの公共交通機関の利用者が減って、バスが減って…。そういう地域の住民向け輸送手段の確保のために、自治体などが自家用車を使って有償で運送する「自家用有償旅客運送」のサービス。

 「三太郎」は、住用地区の「三太郎峠」という峠の名前からとられたものです。アマミノクロウサギが多く見られるので、ナイトツアーを申し込むと向かうのが三太郎峠です。ほかにも住用地区は、日本で二番目(一番目は西表島)に大きい広大なマングローブ林がありますし、大きな豆の木「モダマ」も見られます。奄美大島の中でも、大好きな地域です。

 私、運転免許がありませんので、街中近くにしか暮らせないのですけれど、田舎で生まれ育ったものの、地元にいた頃はバスの本数もそれなりにありました。いつしか各家庭どころか一人一台の自家用車を持つ時代になり、バスが減り、なおさら自家用車が必要になり…実家へ帰ると自分では全く身動きがとれない、ことに。

 運転免許や自家用車がなくても、こういう移動手段があると素晴らしいですね♪