2019年6月12日水曜日

私がかわいかった頃

写真:よしだしずか2歳。
「小さい頃は本当にかわいかった」と言われ続けてきました。…小さい頃の写真を見ると、たしかにかわいい(かも)。

 実家を片付けたときに持ってきてしまったもの、引越しを機に整理しています。父が持ってきた荷物、たくさんの写真の束の中から、存在しないと思っていた私の幼少時の写真(次女だからか?写真が少ない)が出てきました。
 
 自分のことはずっと嫌いだったし、自分は愛されない人間だと思い続けてきましたが、家族から愛されていたんだなぁ…と。そんなことが伝わってくる写真がたくさん出てきまして、改めて自分のことを好きになれそうな昨今です。

 もちろん、小さい頃の記憶はないし、根拠はなく理由もわからないのですが、物心ついたときには自分が嫌いで、人も苦手でした。それはそれは徹底していて、家族に対してさえも人見知りをしていました。全然喋らなかったらしく、何か言葉を発せない病気かと親から思われていたくらい。いろいろ、いまでは考えられないですけれどね〜。
 笑顔の父や母、祖父母に抱っこしてもらっている写真、姉がほっぺをすりよせてくれている写真などあっても、私の笑顔は1枚もなく、面白いくらいに全ての写真が仏頂面。 自分で言うのもなんですが…それでもどの写真も、ぷくぷくとした、こどもらしい顔&フォルムが可愛らしい。
 そして、そんな写真を見ながら、お絵描きや土いじりなど1人遊びが好きで明るいとはいえない性格だった幼少時の自分を愛しく感じるのです。
 小さい頃の「しずかちゃん」、大丈夫だよ、あなたはたくさん愛されているよ、って伝えてあげたいです。…当時は人から構われることも苦だったので、喜ばないかもしれませんが(^^;)

 引越しの荷造りしなくちゃいけなくて、昔の写真を見て感傷にひたっているヒマはないのですが! でも、写真っていいですね。