2024年9月1日日曜日

アトリエ修繕中

 引き続き、新しいアトリエを修繕に通う日々。

 空家の間に屋根に穴があいて、雨もりで天井も床も一部抜け落ちている状態でしたが、大工さんにまずは屋根修理&DIYしやすい状態にしてもらい、あとは暮らしながら何年もかけて修繕する計画です。

 この家に一目惚れしたのは今年3月。それから、契約などの手続きに時間がかかり、屋根工事が始まったのが7月。秋には引っ越し目標でしたが、しかし、まだまだ、電気ガス水道の工事も途中もしくはこれからですし、荷物を運び込めるような床も整っていません。大工さんも長いこと拘束し続けていて申し訳ないです…いつ引っ越せるかなぁ(^^;)

 特にライフラインなど、すぐに使えると思っていたものが使えなかったり、思わぬところの壁や床が壊れていたり、古い家を修繕する大変さを痛感。落ち込むことも多いです。それでも、毎日、修繕に通う中で「やっぱりここで暮らしたい!」という気持ちが大きくなるばかり。

 日々、奄美の小動物に逢えるのも喜びです。写真は、積み上げた廃材のところにいたキノボリトカゲ。それから、玄関前の草刈りをしていたら(自分の土地ではないのですが、取り壊された家屋跡で草がぼうぼうになっていたので)、なんと小さな水場を発見! ここに家があったときの、何かしらの跡だと思うのですが、コンクリで固められたところに水が溜まっていて、シリケンイモリが棲んでいました!!これにはテンション爆あがりです。なんて素敵な隣人なのでしょう。

 ところで。私、運転免許を持っていない(持っていたとしても運転に向いていない)ので、自然を身近に感じられるところに暮らしたくとも、田舎暮らしは無理なのです。ここは、街中に近い住宅街の山裾なんですよ。今までと生活圏が変わらない便利なところに、こんな場所があるなんて! 奄美の自然の神様に感謝。ご縁に感謝。