2025年4月26日土曜日

トイレにドア

  しばらくカーテンでしのいでいましたが、トイレにドアをつけました。元々のドアは外れてしまっていて、枠組みだけ再利用してベニヤ板を張り替えて塗装。

 が。言うは易し、トイレのドアひとつつけるのにどれだけの時間(というか日数)を費やしたことか!!枠から接着剤のついている古い板を剥がすのとか、錆びた釘を抜くのとか、元々ついていたはずなのになぜかちょっと大きくてうまくはまらなかったりとか(はまらない部分をひたすら削る!逆に足りない部分はパテで補修)、塗装して、新しく金具をつけ替えて…とかとか、ドアをつける側の柱や床の方も細かい補修…とかとか。それでも、きっちりはまっているとは言い難い出来ですが、やはりカーテンよりドアがあると良い感じ。

 ドアって、買うと高いですけれども、元々の枠を利用して自作しても、結局それなりに金額かかっちゃいますね。

 リースは、トイレのドアにかけようと思って、DIYのヤルキを出すため、先に用意しておりました。草むしり中に採ったツル植物で、土台のリースは自前&自作でございます。森暮らしの、憧れのやつ! 飾りは造花。こういう、立体物のセンスがなくて、リースにも、ものっすごい無駄に時間をかけてしまいました(^^;)

 DIYはひとつひとつ予想以上に時間かかります。改めて思うのは、大工さん、すごい!!!!

 失敗したり、悩んだり、時間かけたりしながらも、自分でできる範囲で作るのは納得せざるを得ないし愛着も湧きます。家全体だと5年10年計画ですが、コツコツがんばります。

2025年4月25日金曜日

アマミサソリモドキ

  これまた、アトリエ周りでしょっちゅう見かけるアマミサソリモドキさん。昼間は石の下などに潜んでいるので、ヤスデを探して石などひっくり返したりしたら、毎日のようにどこかで遭遇します。

 その名の通り、サソリではなく、毒針もありません。クモに近い仲間なんだそう。

 それにしても…このところ、ヤスデヤスデ連呼してますね…ヤスデとは無関係の生活したいです。しかし。おかげで日々、小動物たちに会えるので、まぁ、良しとしましょう。
 
 とはいえ。ヤスデ捕獲中はヤスデから目が離せず(すぐ逃げてしまうし目を離した途端に見失うので)近くで野鳥の声がしてもそちらを向けなかったり、せっかくレアキャラに会えても写真撮れなかったり。そういえば。ヤスデ捕獲が難しい場所、何か所か部分的に薬剤を撒きましたが、ヤスデだけでなくこういう虫さんたちもお亡くなりになってしまうのだった…心が痛みます。やはりなるべく時間かかってでも、苔剥がしと草むしりがんばろうと思います。

特大オカヤドカリ

 ヤスデ拾い中にいたオカヤドカリさん。10cmはある大きなアフリカマイマイの殻から溢れ出そうな大きさです!

 海岸で見かけるオカヤドカリさんは、ちゃんと(?)海にいる貝の貝殻に入っています。昨年の夏、アトリエ修繕に通い始めた頃にもアフリカマイマイの殻をまとったのが一匹、家の周りをウロウロしていましたが、ここまでは大きくなかったので、別の個体でしょうか。

 オカヤドカリについて軽く調べましたら、日本に生息するすべての種類のオカヤドカリが国指定の天然記念物とのこと。これは目の形状からして「オオナキオカヤドカリ」だと思われます。オカヤドカリって結構長生きで、数十年生きるみたいですね。そしてここまでの大きさになるのはわりとレアみたいです。陸でも生活できるけど、繁殖は海でしかできないんだそう。数百メートル先の海までは住宅地や商業施設も広がっているし、近くの海が護岸整備されてから陸に取り残された長生きの個体かもしれません。昔は海ももう少し近かったでしょうし(一番近い海は埋立地の先)砂浜も広がっていたようですので。森で大きく育つのは本来の姿ではないのかもしれませんね…環境が変わっても強く生きていてえらい…!!

 しかし、森にいたら、これ以上大きな殻を見つけるのは難しいだろうなぁ。うーーん。海で大きな貝殻を見つけたら、そうっと置いてみようかな。

 今度またいつ会えるかわかりませんが、天然記念物の隣人のご紹介でした。

2025年4月17日木曜日

アマミヒメトカゲ

  顔が写ってる写真が撮れていませんでしたが…アマミヒメトカゲです。本州ではヘリグロヒメトカゲ。全長12cmくらい、手足は細くて短い。剥がした苔の下にいたので、ちょっと土がついています。図鑑で見るのよりも、黒っぽい感じがします。

 少し前からヤスデ探し中によく見かけていました。日々、場所を変えていますが何匹かいるようです。

 どんどん苔剥がし中なので、そのうちアトリエ周りで見かけなくなるかもしれません…いや、空き地が広すぎるので小動物の隠れる場所がなくなるほどに綺麗にするのは無理かな???

 先日は苔剥がし中に、バーバートカゲ(本州ではニホントカゲ)を驚かせてしまったみたいで、尻尾の自切りをさせてしまいました。青い尻尾がいつまでもビチビチと動いていました。ごめんね…苔も剥がしたくて剥がしてるんじゃないのにね、全部ヤンバルトサカヤスデのせいだ。ヤスデが好む環境は、小動物が好む環境でもあるので、悩ましいです。

2025年4月11日金曜日

ご馳走あったのかな?

 ここ数日、どうやら毎日イノシシが出ます。春がきた…ってことですかねぇ。いつの間にやらアトリエ周りの空き地の土があちこち掘り返されているのです。
 ヤスデ対策のため、私が一生懸命に時間と労力をかけて草むしり&苔剥がしをしているのが馬鹿らしくなりました。植物の根っこも大きな石もイノシシさんだと一瞬でひっくり返せるんですね。力持ちだ…。こうなったら、苔剥がしをイノシシさんに手伝ってもらうかな!
 って。写真の場所は苔剥がしが手付かずだったところをやってくれたからって、今後も希望のところを手伝ってくれる訳ではないでしょうけれど(^^;) 今、私が綺麗にしたところでどうせ掘り返されてしまうのでしょうし、ちょっと苔剥がしを休んでみようかな、と思います。
 それにしても!まるで開墾して畑を耕したみたいに掘ってくれて(?)います。そんなに夢中で掘るくらいに何かご馳走はあったのかな?ミミズとか?昆虫の幼虫とか??ヤスデは食べないだろうけど、イノシシはヤスデにとっても天敵になり得ますね!
 ところでイノシシって、昼も夜も活動するらしいんですね。日中、私が外仕事をしていてもよく見かけます。奄美にいるリュウキュウイノシシは、本州にいるイノシシよりも二回りくらい小さい印象です。たいがいは私に気づいて向こうから逃げてくれますが、不意に出くわしたりしたらちょっと怖いですね。夜なんて、向こうのほうが夜目が利くでしょうし。