2020年9月28日月曜日

快適な温度

  台風10号が過ぎてから、暑さがやわらぎ奄美も涼しい日が増えました。このところは最低気温が25度を下回るなど、朝晩は肌寒い。

 奄美へ移転してからわかったことがあります。元々、寒いのは苦手で、寒冷蕁麻疹が出るようになったから奄美に来たのはありますが、それでも冬は蕁麻疹が出るほどではないけれど 寒い。動けなくなります。

 その都度、温度計を見ていると、どうやら私は15℃を下回ると固まって動けなくなります(リュウキュウアサギマダラと一緒! リュウキュウアサギマダラというチョウチョは15℃を下回ると集団越冬します※写真は2020年1月のもの。そして日中、気温が上がると一斉に飛びはじめる)。

 暑いのは好きなつもりでしたが、暑すぎると息がハァハァして立っていられなくなる。温度計を見ていると、私は30℃を上回ると動けなくなるみたい。

 いや、本当に「動けなくなる」んですよ。私は…変温動物なのか(リュウキュウアサギマダラ同様)?! 冬は冬眠する夜行性の動物が向いているなぁ。

 朝、起きられない理由のひとつに、気温の問題もあると思います。朝、無理矢理ふとんから出ると涙と鼻水が止まらなくて午前中は調子が悪かったりしていたのですが、それって、アレルギー症状ですよね。寒冷蕁麻疹に気づいたのが最近なだけで、早くから寒暖差アレルギーだったのだと思います。

 幸い、奄美は夏でも30℃を超えることがあまりありません。日差しが強いので、屋根からの熱を受ける部屋とかサウナみたいにはなりますが。冬も10℃を下回ることはほとんどなく、日中は20℃近く気温が上がるので、本当に年間を通じても気温差が少なくて助かります。日本に奄美のようなところがあって、奄美が日本でいてくれて、本当によかったなぁ、と思います。 

 要するに、快適な気温とは…半袖一枚で過ごすのに快適なのは28℃前後だろうか。幅が狭いな(^^;)いまの奄美の日中の気温です。

 ちなみに、極端に猫舌だし、冷たすぎる飲み物やアイスクリームなんかもちょっと苦手。ワガママなカラダですが…。逆に、無理せず自然に即した生活をしていれば問題ないはずなんですよね…?!

 生まれ変わるなら、中米コスタリカの、ミユビナマケモノになりたい。コスタリカは私の憧れの国なのですが、年間を通じて春のような気候なんですって。

2020年9月7日月曜日

台風10号が過ぎ去り

 台風10号、奄美からは過ぎ去りました。とても静かな夜です。

 ご心配いただいた方、ありがとうございました。私は無事でございます。幸い奄美には甚大な被害はなかったようですが、被害に遭われた方はお大事に。まだ台風通過の地域の方々はお気をつけください。どうか無事ですように。

 奄美に来てから台風らしい台風は初めてで、ドキドキでした。対策もわからず、周りから色々と教えていただいたりご協力いただいたり。感謝。人のありがたみを改めて感じました。

 奄美に居る方々は台風の対策や少々の被害には慣れて(?)いて、対策はバッチリで、普段表に出ているモノもすべて片付けられました。屋内の大切なものにもビニールがけをした方がいいとも教えてもらいました。それでも経験したことのない大きさと言われていたので、どんな被害が起こるかわからず、また、暴風雨の音や建物の揺れが怖いだろうな…と思っていましたが。

 相当大きい台風だったことは間違いないようで、強風域に入ってから暴風域、また強風域を抜けるまでの間、 低気圧のせいか、カラダがだるく、異常なまでに眠くて眠くて。風の音が怖い以上にたまらない睡魔に襲われ、昼も夜もなくどれだけ眠るんだ!くらい眠りました…(^^;)

 仕事道具や絵が心配だったことと、1階に居た方が何かといいだろうとの判断で、ギャラリーカフェに寝泊まりして籠っていました。防災グッズなどあれこれ持ち込んで、キャンプ気分。結局停電すらなかったのですが、シミュレーションとしてLEDランタンで過ごしてみたり(いや、ほとんど眠ってしまいましたが)。

 台風が来るまでの間の方が心配で心配で本当に本当にドキドキしました。しかしライフライン切断や非常事態を想定しての食料や非常用品、大きなビニールやシートも…何ひとつ買い足すものもなく、改めて自分が相当な心配性であることと、それから気圧の変化に弱いことを改めて痛感したのでした。気圧が低いと副交感神経が優位になって勝手に脳がリラックスして眠くなってしまうらしいんですね…(^^;)

 心配性すぎる自分と、こんなときでも睡魔に勝てない自分の方が心配になりましたよ…。

 おかげで自分自身が助けられている部分もあるんですけれどね。いつでも備えもあるわけですし、眠すぎるおかげで結局怖い思いを全くしないで済んだので。