2021年8月13日金曜日

最近あれこれ思うこと

 目に見えないもの、こと、は、私は半分信じています。信じている、というよりは、「存在しないこと」を証明するのだって難しいから、可能性を残したいと思うのです。この世には「解明できている」ことのほうが少なくて、ロマンに満ちています!!

  科学や理屈で説明できる事象も、「なるほど!わかった!」っていう感覚、気持ちがよくて好きですが(あっ、でも数字は苦手で頭痛くなります)、解明できていると思われているものの中にも例外だってあって。

  何かひとつの答えにとらわれて、盲心的に思い込んだり、信じる信じないとか…正解不正解とか、善悪とかも、簡単に二極化したくないんですね。

   この世の人間社会では、影響力の強い人たちや、多数派によって「正しいこと」や「常識」が決められてきました。 

 たとえば天動説が信じられていた時代に地動説を説いた人たちはとても勇気がいったと思います。だけど、大多数の人に信じられていることが必ずしも「正しいこと」ではない、ということが証明された大きな出来事だと思います。 

 教科書だって時代時代で内容が変わります。いつの時代でも、常識だけにとらわれず疑問をもつこと、何かがひっかかるなぁ?って思ったら考えること、って大事だなぁと思います。かといって、常に何かに反発したり反対したり、というのも同じように「思い込み」である可能性も高く。 いずれにせよ、それぞれに「自分の考え」をもつこと、それをアウトプットするのは素晴らしいことなんですが、いくら「よかれ」と思っても、自分の考えを人に押し付けるのだけは良くないことだと思います。自分も気をつけねば。

  人間にはいろんな種類の人がいて(人種という意味ではありません)それぞれに感覚も大きく違うのだということに気づきました。それは個性であって、いい悪いなんてありません。理解し合えるなんて思いませんが、それぞれの考えを語り合い、どんなに違っても互いに尊重し合える、そんな世の中に向かえばいいなぁ。 

 「一律にみんなが幸せになる」、そんなシステム(政治や法律)はきっと存在しません。それぞれに感覚も思考も違うのだから。それぞれが、与えられたものではなく自分にとっての幸せを感じられるような、そんな世の中に向かえばいいなぁ。

  話があちこち飛びましたが…。と、いうわけで(?)私にとって、不思議&いろんな人や自然との共存の象徴でもある、ケンムン(奄美の森の精霊)のイラストです。ガジュマルの木に棲んでいると言われています(^^)

2021年8月11日水曜日

外壁にガジュマル

  ギャラリーカフェの外壁にガジュマルの木を描きました。

 このところ台風の影響で天気が悪かったのですが、一昨日、昨日の晴れた時間を活かして一気に描きました。…まだ描き足すかもしれませんが。※営業中は、窓の下に立て看板を出しています。

 ここまで大きな絵を描くのは初めてかもしれません。しかも外壁だから絵の具ではなく焦げ茶と白の2色の塗料を使って。

 外で作業していたら、通りすがりの人たちにたくさんお声をかけていただきました。…半分は知人、見知らぬ方には道を聞かれる、って感じでしたが…どんまい。

 驚いたことは、人前では絵を描いたりできない性質の私なのですが、作業に集中していたら意外と大丈夫だったことと、全身筋肉痛になったこと。背伸びしたり、しゃがんだり、普段使わない筋肉を使ったようです。…新しい発見が色々とありました。