2019年6月30日日曜日

片道切符

遠距離引越しは初めてではないし、片道切符も初めてではないのですが、片道切符は、次の予定が決まっていない(人生の)旅! やはり、これからのことにドキドキワクワクします。

 京都を離れるのも、感慨深い…かと思いきや、最後の方はドタバタで、感慨にふけっているヒマもなく(^^;)
 母と最期に過ごした家。 とっても気に入っていた家。片付く気がしなかった家…。なんとか引き渡しも終えました。いままでありがとう。
 だけど、京都にはこれからもちょくちょく帰るので…! 京都でできたお友達にも「またね」と言って出てきました。これからもよろしくです。

 それから、これから踏むことになる奄美の地…そして、奄美のみなさん、どうぞよろしくです。

2019年6月18日火曜日

湯豆腐ランチ

日曜日。東京から友人夫婦が京都に来てくれました。
 龍安寺の境内にある湯豆腐屋さんでお庭を眺めながらの贅沢ランチ。
 石庭が有名な龍安寺ですが、今回は拝観はせずに私はランチだけ。湯豆腐屋さんに行くだけならば拝観料はなくても入れます。
 龍安寺も私の散歩コースでして。現地集合(^^)

 引越し前の、引越し一色だった気持ちからしばし開放され、とても楽しい時間になりました♪
 京都に居るのもあと10日あまり。京都に居る間に京都らしいところへ行くのも、きっとこれが最後です。

 じつは、住民票は京都に残しますので(とはいえ今の家は解約するので片付けて、京都→京都&京都→奄美のダブル引越し)、京都観光(?)はまたできますけれどね〜。
 そう。完全移住ではなく、ひとまず奄美へはアトリエ移転、という考えです。寒冷蕁麻疹に悩まされず、大好きなところで絵を描くために行くのだ、と気を引き締めて。当然通える訳ではないですし、そうそう帰っては来られませんから、そこも気を引き締めて&覚悟を決めて。
 今回の引越しを決めてから短い時間でいろんなことを考えました。
 準備不足で、急な自分の決断を半分後悔することもありますが…後悔しているヒマなどないのです! かねてより奄美へは行きたかったのですから、準備不足だろうが一日でも早いほうがいいのです。短い時間の中でも、よりベターな選択肢を考えて決めた結果が一番なのです。
 やっぱり私は絵を描きたい。自分にとって何が一番大事かを考え、 生きていくうえで何かに縛られていたとしても、その中で何ができるかを考え、私は自分の考えで自由に生きるのだ。
 未来は明るい♪私を含め、すべての人にとって。

2019年6月12日水曜日

私がかわいかった頃

写真:よしだしずか2歳。
「小さい頃は本当にかわいかった」と言われ続けてきました。…小さい頃の写真を見ると、たしかにかわいい(かも)。

 実家を片付けたときに持ってきてしまったもの、引越しを機に整理しています。父が持ってきた荷物、たくさんの写真の束の中から、存在しないと思っていた私の幼少時の写真(次女だからか?写真が少ない)が出てきました。
 
 自分のことはずっと嫌いだったし、自分は愛されない人間だと思い続けてきましたが、家族から愛されていたんだなぁ…と。そんなことが伝わってくる写真がたくさん出てきまして、改めて自分のことを好きになれそうな昨今です。

 もちろん、小さい頃の記憶はないし、根拠はなく理由もわからないのですが、物心ついたときには自分が嫌いで、人も苦手でした。それはそれは徹底していて、家族に対してさえも人見知りをしていました。全然喋らなかったらしく、何か言葉を発せない病気かと親から思われていたくらい。いろいろ、いまでは考えられないですけれどね〜。
 笑顔の父や母、祖父母に抱っこしてもらっている写真、姉がほっぺをすりよせてくれている写真などあっても、私の笑顔は1枚もなく、面白いくらいに全ての写真が仏頂面。 自分で言うのもなんですが…それでもどの写真も、ぷくぷくとした、こどもらしい顔&フォルムが可愛らしい。
 そして、そんな写真を見ながら、お絵描きや土いじりなど1人遊びが好きで明るいとはいえない性格だった幼少時の自分を愛しく感じるのです。
 小さい頃の「しずかちゃん」、大丈夫だよ、あなたはたくさん愛されているよ、って伝えてあげたいです。…当時は人から構われることも苦だったので、喜ばないかもしれませんが(^^;)

 引越しの荷造りしなくちゃいけなくて、昔の写真を見て感傷にひたっているヒマはないのですが! でも、写真っていいですね。