2018年12月12日水曜日

いわさきちひろ展

「生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。」(JR京都伊勢丹 美術館「えき」)に行ってきました(図録購入!)。

 いわさきちひろさんは、昨年亡くなった母が大好きだった絵描きさんです。
 当然のことながら特別な才能も実力も知名度もある神様のような方なので、同じように考えてはいけないのは重々承知で…
 絵描きのはしくれとして、生涯、目標である作家さんでもあります(手法やモチーフではなく絵に対する想い)。
 女性が絵の仕事をするなど厳しかった時代に、道を切り開いてくれた先人でもあるのです。
 ※うまく言えませんが、ちひろさんのように例えば有名になるとかいうのが目標ではないですよ、ちひろさんは特別ですから才能のこともどうのこうの言っても仕方ないですし…絵と向き合う精神論とでもいいましょうか、人として絵描きとして憧れ、尊敬するということです。

 私の大好きな出版社さんから出ている絵本の原画も、たくさん観ることができました。とてもよい刺激になりました。
 大きすぎるほどの目標はあったほうがいい。そんな目標に思える作家さんが、この日本に、確実に存在していらっしゃったこと、勝手に誇りに思ったり、幸せに感じたりしたのでした。

 しかしまぁ、大きすぎる目標は目標として、私は私なりに、自分にしか描けないであろう自分の絵を自分のペースで…。いや、私も絵描きは絵描きなんですけれどね、「よしだしずか、絵描きです」と堂々と言えるようにはなれるよう、精進したいです。

2018年12月9日日曜日

竹林の小径ライトアップ

  2018年、嵐山花灯路。嵐山界隈が広範囲にライトアップされます。
 人が多いだろうな〜と思って、ウォーキングの時間を夜にずらし、終了時間間際に行ってきました。

 竹林の小径(しょうけい)のライトアップ、綺麗です。

 過去にはスタンプラリーなどあって、抽選会などもやっていたのですが、いつのまにやらなくなった模様。 …年々、人も増えていますから、難しいのかもしれませんね。
 しかし。竹林を歩くのは久々とはいえ、よく知っているはずの道なのですが…夜だし、いつもと様子が違うので、自分がいる場所がわからない(^^;)
 まぁ、ちゃんと帰ってきましたけど。
 
 京都・嵐山花灯路(嵯峨嵐山周辺)。12/8(土)〜12/17(月)、17:00〜20:30。
 いつもは夕暮れとともに周辺のお店も閉まるのですが、この期間はお店も遅くまで開いていますしにぎやかです。

 それにしても、この週末は急に冷え込んで、京都は寒い…寒すぎる…!! 嵐山界隈は、京都の街中よりもさらに少し冷えます。京都にお越しになるご予定のある方は、防寒対策してくださいね…!

2018年12月3日月曜日

広沢池の鯉揚げ

  師走の風物詩、広沢池の「鯉揚げ」。
   この時期、広沢池(京都市右京区)の水が抜かれて、養殖されていた鯉、フナ、もろこ、エビを捕り、販売されます。

 そんなわけで、干上がった広沢池の夕陽。所々、転々と黒く見えるのは、サギさんたち。サギさんたちにとっても、水が減った池は、魚が採りやすいでしょうね。
 そして真ん中あたりに小さく火が燃えているのがわかるでしょうか? そこで漁師さんたちがたき火をたいて、販売会をなさっています。

※2枚目の写真は販売の様子。
  広沢池は浅いので、淡水魚でも泥臭さもないのだとか。しかし、キロ売りなので、なかなか気軽には買えないのですが…。

 広沢池は、四季折々、いろんな顔があります。日々、散歩で通るのも楽しいです。
 …それにしても、ボートに乗っている人はおろか、ボート乗り場に係員さんがいるのを見かけることもないままに、またボートが片付けられてしまいましたよ。

2018年11月30日金曜日

マングローブ林とトビハゼくん

  もうひとつ、奄美の話題。
  河口にひろがる、汽水域の、マングローブ林。干潮時の干潟には、さまざまな動物が観察できます。
 いまの時期、ミナミコメツキガニが奇麗な瑠璃色になっているとか。しかし通りがかりに寄った時間が、ちょうど満潮時で。カニは観察できませんでした。
※満潮時はカヌーでマングローブ林の中に入って行くアクティビティが楽しめる等、さまざまな楽しみ方があるのですけれどね!

 見ている間にも、みるみる潮が満ちていきます…月の引力って、どれだけ強いんだ?!って思ってしまいます。

 しかし、そんな中でも、ミナミトビハゼくんたちが、残された干潟や浮いている木の枝の上を元気にぴょんぴょん飛び跳ねていました。…相変わらずかわいい。クリクリと丸いお目目が飛び出ていて、愛嬌のある顔をしています。ときどき、まばたき(?)をします。前ヒレを腕のように使って、干潟を這ったり跳ねたり。…ずっと見ていられる。
 個体差もありますが、写真のトビハゼくんは、全長5cmくらい。

2018年11月29日木曜日

奄美のタンカン畑

  ちょっと時間が経ってしまいました…ごめんなさい。
 11/15〜20、奄美へ行っていました。まだ実が青い、タンカン畑を見学させていただきました。
 収穫時期が楽しみですね!

 そして今、タンカン畑とアマミノクロウサギの絵も描いているので、楽しみにしていてくださいね(^^)

 このタンカン畑、アマミノクロウサギが棲んでいるんです。素敵ですね〜。
 ウサギの食害に悩まされているタンカン農家さんが多いとは聞いてはいましたが…
 実際の、ウサギがかじったあとも見せていただきました。枝や幹の樹皮をかじるので、場合によっては木が枯れてしまうそうです。
美味しいんでしょうか。柑橘の樹皮なので、香りがよいのでしょうか。漢方薬的な効能があるのでしょうか。…そこは、ウサギに聞いてみないとわからないところなのですが、とにかくウサギが好む何かがあるようです。
 農家さんとしては日々ウサギとの攻防戦のようですが、腹を立ててもつまらないので「ウサギもなかなかやるな」と思うようにしているとか。データをとって研究につなげていらっしゃいました。
 本来ならば歯形の大きさで年齢がわかったりもするものらしいのですが、アマミノクロウサギは特別天然記念物で、飼ってはいけないため、生態がわかっていないところも多いらしい。がんばれ、タンカン農家さん!!!

 何度も奄美に通う中で、夜の森でアマミノクロウサギに会ったりもしてきましたが、人間との関わりを知って、ますますアマミノクロウサギを身近に感じることができました。そして見学させていただいたことで、今後、奄美のタンカンを手にするときの気持ちも変わってきます。
 貴重な体験でした。本当にありがとうございました!

2018年11月3日土曜日

逢魔が刻

 歩きはじめて半年、体力がついてカラダも軽くなったと書いたばかりなんですが。このところ夕方になると調子が悪くなり…頭痛、吐き気、腹痛、肩こり、倦怠感。耳が遠くなり、フラフラする。なんだろうと思って色々検索すると、夕方に現れる自律神経失調症があるらしく。あぁ、そうだ。自律神経失調症。過去に何度か経験しているのですが、しばらくなかったので忘れていました、こんな症状だったなぁ(そのときは大学の卒論のプレッシャーなど、わかりやすいストレスもあったし時間帯に関係なく症状があった)。

 逢魔が刻(おうまがとき・大禍時)。夕暮れ時、一日の中でも気圧の変化が激しい時間帯で、交感神経から副交感神経に切り替わる時間帯でもあり、この切り替えがスムーズにいかないと自律神経が乱れるらしい。また、体温が上昇する時間帯でもあって、これらのことから体調を崩す人が多いらしい。
 昔の人は、夕方から夜にかけてのこの時間帯を、なにやら妖怪など怪しいものに逢いそうな時間、不吉な時間と認識し「逢魔が刻」と名付けるとは、センスがいい。

 このところの私は、17時くらいから徐々に体調が悪くなって、どうにもこうにも、横になって休むと、 21時過ぎる頃にはケロリと元気になる。まさに逢魔が刻の自律神経失調症だ。
 歩きはじめてから単に体力気力がついてきただけではなく、色んなことに敏感になってきている気はしていましたが、やはり私、気圧の変化に弱い&自律神経が弱いんだなぁ…と知る。

 昔から、新幹線も苦手で、とくにトンネルを通るたびに具合が悪くなります。周りに話しても、同じような人に出会ったことがないのですが…どうやらこれも急激な気圧変化が理由なんだな。

 自律神経を整えるためにウォーキングを始めたのですし、その他の食事などの生活習慣にも自律神経失調症になる理由があまり見当たらないのですが。夏場、暑さを避けて夕方歩くようになった流れで、最近は月を見たさに暗くなってから歩きに出かけることが多かったから(逢魔が刻に具合が悪くなりはじめ、さらにどんどん深夜のウォーキングに)。夜型生活になりつつあったからかな…。
 極力、ウォーキングは昼間に戻そう、と、今日は早めの時間に散歩。夜もいいけど、昼間の散歩は気持ちがいい。症状も出ず。うん、カラダは正直だ。

 写真は以前撮ったものですが、仁和寺の仁王像。魔除けしてくれそうです。

2018年10月31日水曜日

半年での変化

 早いもので10月も終わりですね…。
 春から歩きはじめて、半年が経ちました。元来、体を動かすのが苦手であまり好きではないですし、日課を続けることができているのも人生で初めてのことで、自分でも驚いています。ともかく歩くのが楽しいのです!

 体調を崩しがちだったため自律神経のバランスを整えて免疫をつけようと思ったのがきっかけでしたが、実際、半年前までの私とは別人なんじゃないかと思うくらい、歩きはじめてから変化がありました。

 まず、体力がついてきたのを感じます。常に重だるかったカラダが軽くなってきました。どこか不調があっても際立って症状や原因がわかりやすくもなりましたし、自分のカラダと対話できるようになった感じです。

 それから、メンタル的にも、落ち込まなくなりました。…いや、ちゃんと反省もするし、悩み、落ち込むこともあるんですよ、でも今までのようにいつまでもクヨクヨと自己嫌悪に陥ることが減りました。
 歩きながら、いろんなことに思いを巡らせます。カラダを動かしながら、だからなのか、あまりマイナスのことを考えないみたいです。

 今までは、絵描きには悩みふさぎ込む時間もあってもいいはず、と自己弁護しながら、落ち込む時間(何日も、ときには何ヶ月も続くことも)も実は半分楽しんでもいたのですが、そんなことよりもワクワクする時間が長いほうが断然楽しいです。

 なるべく人が少なくて、緑の多い道を歩きます。
 外を歩くと、きのうまで咲いていなかった花が咲いていたり…そんな日々の変化が楽しいのです。いろんなものが目に飛び込んできたり、香ってきたり、音を聴いたり、肌で空気を感じたり。ときには動物にも会えます。先日は、一瞬でしたがイノシシ家族にも遭遇しました♪
 幼少時は幸い田舎で育ったので、とくに外に出かけなくても、自然との共存を普通に感じることができました。友達と遊ぶより自宅の庭でひとり、草木や虫を飽きずに眺めたりしていましたが…子どものときは普通すぎて感じなかったことも、今はすべてが新鮮でワクワクして幸せに感じるのです。

 絵描きには、そういう時間こそ大切なんじゃないか?!という自己弁護のもと、ひとり、せっせと楽しいことを感じたり考えたりするのを何よりも優先させたりしています(それもいいけど絵も描かないと…ですよね〜(^^;))。

 これから寒い冬がやって来るのも、例年ならどんよりした気持ちで迎えていましたが、もう、もう、新しい季節が常に楽しみでしかありません。一日いちにちを重ね、自分がまたどんなことを感じ、自分がまたどう変化していくのかも、楽しみで仕方がないのです。

2018年10月21日日曜日

紅葉しはじめ

母の眠る樹木葬のお寺さんで、合同供養祭があったので、父と2人で行ってきました。

 合同供養祭には初めて参加しましたが、墓前での読経&焼香のあと、本堂で和尚さんの楽しくてありがたいお話、それからお茶会。ゆくゆくは父母と隣り合わせにお墓に入る「墓友」さんたちとの時間。とてもよい時間でした。

  何度訪れても素敵なお寺さんです。
 お庭を散策させていただいていましたら、紅葉しはじめているモミジの枝が。こんな風に葉っぱの端からじわじわと染まっていくように紅葉するんですね。綺麗。
(別の枝では、全体的に薄く色づきはじめている葉もあったり。同じ木でも枝によって紅葉の仕方も違って不思議)

 カリンや、ボケには実がなっていて。私には何の木なのか、何の実なのか、聞かないとわからないものばかりですが…植物に詳しかった母は、日々の移ろいを楽しんでいるだろうな。

 急激に冷え込む日が増えてきたので、これから京都の紅葉も一気に進むことでしょう。楽しみです。

2018年10月18日木曜日

上弦の月

最近は陽が落ちるのが早いので…夕方歩きに出て、渡月橋のほとりで月を眺めるのがマイブームです。
 スマホで撮った写真は満月のように見えますが、新月から満月に向かう上弦の月です。渡月橋は名前の通りに月が似合います(写真には渡月橋は入っていませんが…10/17、18時頃撮影)。

 本当は明るい時間に歩くほうが健康によいのですけれどね。暗くなると渡月橋付近も人が少なくなるので、ゆっくりと川の流れの音を聴きながら月を眺めると心が洗われる気持ちです。
 モヤモヤすることやドキドキすることがあるとき、川辺や海辺に行くと、ちょっと気持ちが落ち着きます。そして月にも、そういったパワーがある気がします。弱っているときでもやさしく包み込んでくれたり、自分を見つめるのを手助けしてくれそうな感じがありますよね。
 そういえば私、月の絵を描くことが多いです。夜行性の動物を描くことが多いからですが…。月は好きです。その割には、いままで夜空を見上げることが少なかったのですが、日々、満ちていったり欠けていったりする月を見上げることも好きになりました。

 …やっぱり私、基本、夜行性なんだなぁ。
 夜の方が、考え事をするのにも向いているし、仕事も進みます。昼間(世間の活動時間)は、起きていても気持ちがざわざわして落ち着かないことが多い反面、太陽が出ている間の方が安心して眠れるんですよね、なぜか。
 不健康なのはわかっていつつ。
 人間のカラダは昼に活動するようにできていますが、昼行性と夜行性の2種類に進化して分かれていけばいいのに。 あ。イノシシなんかは、昼でも夜でも関係なく、エサを獲得しやすい時間帯に活動するようです。その順応性、すごい!!うらやましい!!

2018年9月18日火曜日

ドラゴンフルーツ+ヨーグルト

奄美・加計呂麻島のカケロマあさか農園さんのドラゴンフルーツ(レッドピタヤ)、美味しくいただきました(^^)♪
 なんて鮮やかな色なんでしょう! 酸味ゼロ、しかし甘すぎず、クセもなくて、 ヨーグルトにすごく合う!!食感はキウイに似ているかな。カラダによいフルーツだとは聞いていましたが、食べて実感。翌日、調子がよいんです。

 カケロマあさか農園さんのドラゴンフルーツは、まだ収穫量が少なくて、大々的には販売されていないようなのですが、今後が楽しみですね♪

 ところで最近、生乳100%のヨーグルトにハマっていまして、あまりのヨーグルト消費量に…自分でつくったほうがいいかも?と、牛乳からヨーグルトをつくっています。
 カスピ海ヨーグルトなら、ヨーグルトメーカーなどなくても種菌を牛乳に混ぜて常温で置くだけで簡単につくれると知って。できたヨーグルトから種菌用に少しとっておいて、また牛乳を混ぜればヨーグルトが増やせます。
 これが…すっごく美味しいんです(*^^*)生乳100%のヨーグルトってだけでも美味しいのに、つくりたてで新鮮だし、カスピ海ヨーグルト独特のもっちり感がたまりません!
※カスピ海ヨーグルトの種菌はネット通販などでも買えますのでご興味あればお試しください。必要な道具は熱消毒できる密封容器&スプーンだけ。オススメです♪

 ヨーグルトは酸味も少なく、そのままでも美味しいのですが、フルーツと一緒に食べたり、ジャムを入れたり(Hちゃんにいただいた梅ジャムも最高♪)。私の定番は、はちみつ&ナッツ。もう何ヶ月も毎日食べているけど飽きません。

2018年9月6日木曜日

夏の味覚と秋の味覚

台風が過ぎた、そんな中ですが、嬉しいお届けものが。
 奄美・加計呂麻島のカケロマあさか農園さんからドラゴンフルーツ(レッドピタヤ)が、それから東京の友人から栗が届きました!
 どうやっていただこうかな(^〜^)

 ドラゴンフルーツはサボテンの一種らしいのですが、とても栄養豊富みたいです。
 5月に農園を見学させていただいたときには、まだ蕾でしたが、月下美人に似たお花が咲くそうですよ。 蕾もかわいかったけど、実も、なんともいえずかわいいですね♪

 東京のHちゃん、栗と一緒に、おしゃれに包まれたお手製の梅ジャムと梅干しも送ってくれました。何て素敵なの(*^^*)相変わらず女子力が高いです! 私も見習っ……無理するのはやめとこうか(^^;)

 美味しくいただいたら、またご報告します〜(^^)
 

台風21号…あらためて

このたびの台風では、各地で被害が大きかったようで…改めまして、被災された方々にはお見舞い申し上げます。

 相変わらずテレビは見れず、いまひとつニュースもわからないのですが…きのう姉がウチに来てくれて各地で被害が甚大なことを聞きました。
 そして渡月橋の欄干が倒れていると聞いて、見に行きましたら、本当だ〜!!
  写真ではわかりづらいですが、下流側の欄干がほぼ全部、倒れてしまっています(端っこのほうだけちょっと残っている)。倒れている側の片側の歩道のみが通行止めになっていて、車道も、もう片方の歩道も通れるみたいです。

 街のあちこちで、各お家の修理工事をしています。業者さんも大忙しのようで、台風で倒れてしまったウチのテレビアンテナもいつ直るやら。

 地震に雨に土砂に高波に猛暑に風に…。災害が続いていますが本当に自然の力というのはどこまで強いのでしょう。ふと『北風と太陽』を思い出してしまいます。「私の方が強いんだぞ!」って力くらべをしているのを想像してしまいます。

※追記:あとから知りましたが、北海道で地震があったのですね…。本当にもう、地球はどうなっているのでしょう…。被災された方々にはお見舞い申し上げます。(そんなニュースがわからないのも困りますが)ウチのテレビなんてゆっくりでいいので、失われる命が少ないことを…。

2018年9月5日水曜日

台風一過の空

きのうは台風が凄まじかったですね…。本州に上陸した台風では25年ぶりの大きな台風だったとか。みなさま、大丈夫でしたでしょうか??

 ウチは、植物のプランターが倒れたり、 出窓用の観音開きの雨戸が動いて開いたり閉じたり。あちこちでドタンバタンいうのでその都度対応に追われていましたが(家の中から雨戸を押さえるとか)、ハッと気づけば、テレビのアンテナが倒れて屋根からブラブラぶらさがっているではないですか〜(@_@)危険!!でもどうにもできない!!
 そうこうしているうちに風がおさまってくれたのですが、アンテナはベランダの屋根までずり落ちて来て、テレビの受信もできなくなりました…。

 そんなで、いま、世間の被害状況もいまひとつわからないのですが(^^;)

 今朝、パトロール散歩にでかけたら、道路に木の枝や葉っぱが散乱していました。そして電線に飛んで来た枝がひっかかっているのも発見。野球グラウンドのネットフェンスには無数の葉っぱが。かなり高いところまで風にあおられたんですね。台風一過の青空との対比がなんとも…。
 それから、屋根瓦が落ちているお家もいくつもありましたし、やはりテレビアンテナが倒れている家がちらほらありますね。

 雨戸と格闘している間なども、実際、そこまで雨風が強い印象もなかったのですが、破壊力がすごい…。本当に自然の力って大きくて怖いですね。アンテナ倒れたくらいで済んでよかったです(アンテナなり雨戸なりが飛ばされてたら大変)。

2018年8月30日木曜日

祖父のこと

 戦争の番組や映画などは(歴史を知るべきだとわかっていつつも)苦手で、なるべく観ないようにしています。
 自分がその場にいて殺されるイメージに襲われますし、戦争のことを考えるとお先真っ暗な気持ちになり、そこから何日もドキドキして何も出来なくなってしまうからです。

 深夜、テレビをみていたら、戦争の特集番組が始まりそうだったので、テレビを切ろうとしたのですが…戦争の番組は戦争の番組でも、戦争孤児の話だったので、腰を据えて、番組の最後までみました。

 母方の祖父が、第二次世界大戦後、戦争孤児のための孤児院をつくったので関心があったのです。
 私が20歳のときに亡くなった祖父。晩年は同居もしていたのですが、威厳があるというか、私には「怖い」存在で、あまり話す機会もないままでした。しかし、いまになって、祖父のことが気になり、祖父のことを考えることが多くなりました。

 私が聞いていたのは、祖父が、私財を全てなげうって、孤児院をつくったということだけで。最初の頃は東京から戦災浮浪児を家に連れて帰って来ては、自分はまた東京に出かけてしまうので、娘である母は並々ならぬ苦労したということでした(家の物を盗んで浮浪児に戻ってしまう子も続出だったそうです)。なぜ祖父が私財をはたいて家族に苦労をかけてまで、そこまでのことをしたのか、若い頃の私には正直、不思議でした。
 オトナになって、少し祖父の気持ちがわかる気がしはじめていたものの。テレビをみて、戦後当時、私の想像などはるかに越えて壮絶な状況だったことを知りました。
 親を亡くした子どもが行き場がなく、悲しみに満ちているところまでは想像ができましたが…その先も生きていくためには、劣悪な状況での浮浪生活が続き、食べるものもなく、多くの子どもが飢えや病気で亡くなったとか。社会からは虐げられ、生きるために犯罪に手を染める子も。戦後…戦争は終わっているのに…長い間、そういった子ども達が国からも社会からも見放されていたというのです。
(『火垂るの墓』に涙しつつ、現実としての想像が足りなかった自分を反省。)

 当時を乗り越えた当事者の方々に話を聞く番組でしたが、そのうちのひとりの方が
「大人は誰も手を差し伸べてくれなかった。ひとりもそんな人がいなかった」
とおっしゃっていたのが、深く心に刺さりました。
 そんな大人になりたくない(子ども目線からみたときに)、…たとえば祖父は、強くそう思ったのではないでしょうか。

 祖父の心の中はわかりませんが、何もせずにはいられなかったのですね。子どもを守る制度などひとつもない中(だからこその祖父の行動)、人の命を受け入れるのですから…持てるものをすべてつぎ込んだわけですし、祖父も相当の覚悟だったことでしょう。そして、すべての子どもを救えるわけではない葛藤など、いろんな気持ちがあっただろうと察します。
 亡き母もその血を継いでいるからでしょうか、どんな人にも分け隔てなく接し、公私にわたって困っている人の世話ばかりしていた印象です。祖父には、当時それができるだけの財が少しばかりあったこと。母には、その才があったこと。私には気持ちはあってもいずれも難しいことで、それができた祖父や母がちょっぴり羨ましくもあります。
 実際に誰かの助けになるようなこと、私にはできるかどうか…ですが、祖父や母を、こんな大人もいるんだという身近な見本として、私は私なりに「そんな大人になりたくない」と思うこと、貫きたいと思ったのでした。

2018年8月26日日曜日

母の一周忌

 先だって、ごくごく身内だけで母の一周忌法要をしました。
 
 昨年、母が亡くなり、病気だったのである程度の死期はわかってはいたものの、予想以上に突然だったので…人が亡くなるときってそういうものなのでしょうけれど、葬儀や供養のこと、わからないことだらけで慌てることばかりです。
 本人が生前より、葬儀は家族葬にすることと、お墓は樹木葬(お花が咲くところ、とくに桜を希望)にしてほしいと希望していたので、希望に添うようにしました。
 そんなこともありまして、供養に関しても…そのときになってその都度調べて、というありさまですが…あまり慣習にはとらわれず家族だけでこじんまりと、しかし母が喜びそうな供養を心がけています。

 とくにお墓は、何の準備もしていなかったので四十九日には間に合いませんでしたし、もう少し一緒に過ごしたかったのもあって、お骨は自宅に置いたままでした。その間に希望に合う樹木葬地を探しまして、一周忌を機に、樹木葬のお寺さんに納骨と一周忌法要をしていただいたのです。

 人は亡くなったあとは自然に還るという考え方で樹木葬を奨励されており、手厚く永代供養していただけるうえ、檀家などとも関係なく宗教も不問で募集されているところが気に入りました。境内にある墓所を見学させていただいたときに、一目惚れ。父も姉も満場一致で、ここしかないと思いました。
 しかも、ウチの家自体は宗教も宗派もないのですが、両親にも昔から馴染みのある、実家の舞鶴での地域のお寺さんの大本山でもあって、勝手ながらご縁を感じています。
 墓所も陽当たりが良くて明るく、美しい境内は庭仕事がお好きなご住職自ら手入れされていて、年中、何かしらお花も咲いているようです。また、京都の古いお寺さんなので様々な歴史の舞台でもあり、歴史や文学、お花や植物が大好きだった母は喜んでくれていると思います。今後、墓参りをするのも楽しみです。母のおかげで、素敵なご縁ができたことに感謝です。
  納骨式も法要も、とても丁寧で心あたたまるお式をしてくださって、本当に感激しました。満足のいく形で母と二度目のお別れができました。

 母が自ら希望していなければ、家族葬や樹木葬を選んだかどうかわかりませんでしたが、 色んな供養の方法があること、とても素敵だと思うことが多いです。そんな希望をのこして逝った母のこと、亡くなってからも母から教わることが多くて、どんどん新しく、母のこと大好き!って思います。

 最近、テレビなどでもよく終活の特集をやっていますね。自分が死んだら、どうしてほしいかな、と考えます。お墓は持たず、海に散骨を希望する人が増えているとか。それも素敵だけど私はカナヅチで水が怖いので(^^;)やっぱり土に還りたいかな。(散骨が許される)どこぞの森に散骨してほしいかな!
 野生動物がいる森の、植物の栄養になりたいです。葉っぱになり、花になり、実になって、草食動物に食べてもらいたいです。…そうできたら素敵♪

2018年8月16日木曜日

灯籠流し

今日は京都では五山の送り火(大文字焼きと言った方が伝わるでしょうか)。先祖の霊が明るい道を帰れるよう、お見送りをする日です。
 いつもは見物するだけでしたが、今年は嵐山の灯籠流しに初参加してきました。

 受付で灯籠と水塔婆を購入すると、お坊さんがそれぞれに母の戒名を書いてくださいました(自分で書くこともできるのですが、お坊さんに書いてもらったほうが文字に性根が入る気がする)。灯籠はそこで預けて、順番に川に流してもらいます。その後、川施餓鬼法要祭壇で焼香をして水塔婆を供えます。のちに近隣のお寺さんが持回りでお焚き上げをしてくださるそうです(ちなみに今年は清涼寺さんらしい)。

 五山の送り火と、美しい灯籠流しが一緒に見られるので、嵐山が1年のうちで最も大勢の人で賑わう日でもあります。
 たくさんの灯籠が流されるので、母の灯籠がどれだかまるでわかりませんが、それぞれの灯籠ひとつひとつに、多くの人の想いがつまっているのだなぁ、と改めて。母も寂しくなく向こう岸へ渡れたのではないでしょうか。
 ちなみに嵐山近辺では…五つの送り火のうち、この右側に左大文字、左側に鳥居の絵柄の2つの送り火が見れます。

 華やかだけど、ちょっともの悲しい雰囲気で京都のお盆が終わりました。

2018年8月13日月曜日

お盆

お盆ですね。母の初盆。盆棚を用意して、母が好きだったものなどを並べてお迎えをしています。
 住宅事情により、大きな盆提灯などは置けないのですが、素敵な和風のキャンドルホルダーを見つけたので、提灯の代わりに灯を灯しています。

 右の筒の灯りは、和紙を切り絵にして筒にして、中にLEDキャンドルを入れてみました。せっかく絵描きなので得意分野である切り絵の自分の作品を母の供養にも取り入れようと思いまして…。和紙をカッターで切るのは難しくて、あまり納得のいく出来にはならなかったのですが…棚の最上段に、キャンドルホルダーと切り絵を2つずつ、位牌を真ん中に対にして並べて灯りを灯すと、なかなか良い感じです。
 そんな感じで、母を迎えつつ、ゆっくりと過ごせています。
 お盆休みがとれているみなさまも、とれていないみなさまも…こころ休まるお盆になりますように。

 関係ない話題ですが、今日は関東地方を中心に雷雨が激しかったようですね。京都も夕方に激しい雷雨があり、何度か細かく停電がありました(都度、すぐに復旧しましたが)。停電になると、トイレが使えないことが判明。たとえば災害時などに上下水道が大丈夫だったとしても、停電すると使えないんだなぁ。最近は何でもかんでも電気制御なので、最新式のものはダメですねぇ。

2018年7月24日火曜日

広沢池の夕日

このところ、少し涼しくなってから陽が落ちかける前に散歩に出かけています。
 今日の広沢池(ひろさわのいけ)の夕日。
 終わりかけの夕日ですが、水面に映って、かなり美しいです。

 広沢池は…ちょっと前にテレビでやっていて知ったのですが…平安時代につくられた池で、現存する日本最古の人工の池なのだそうです。もはや自然と言っても過言ではない気がします。
 こちらは近年の話ですが、東京の明治神宮の森も人工の森でありながら、計算され尽くした素晴らしい森です。「人工」は「自然」の対義語として使われますが、人の力もなかなか捨てたものではありません。

※右は明るい時間の同じ角度からの広沢池の写真です。この角度からだと空が映るんですね。
広沢池にはボート乗り場があって、冬場は岸に積み上げられていたボートが、春以降、ボート乗り場に横付けされているのですが、散歩で毎日のように通るようになってからボート乗り場に人が居るのを見たことがありません(^^;)

2018年7月22日日曜日

オクラの花

暑さの中、オクラ(丸オクラ)の花が咲きました。超絶かわいいです。奄美に咲く「オオハマボウ」の花に似ている♪
 うしろにチラリと見えているのは、プチトマトのプランター。
 
 ずっと田舎で畑をしていた父が、野菜を育てたがります。ウチは陽当たりのいいスペースが玄関先だけなのですが、玄関先が畑状態になるのはチョット…、と、見た目的にプチトマトが ギリギリかな、と言ったら、その足で速攻でプチトマトの苗を買ってきて育てている父(^^;)

 オクラは、私が種のパッケージに描かれたお花に一目惚れして買ってきたら、父が上手に育ててくれています。
 
 私担当(?)のパッションフルーツや、お花やハーブの寄せ植えもあるので、わさわさ緑でいっぱいです。
 ちなみに、ウチの外観は、完全に洋風な真っ白い三角屋根のお家なんですが(生け垣は月桂樹だし)。結局、私チョイスの植物は奥へ奥へと追いやられ(父が世話をしやすいよう?配置換えされた)、父の野菜と、父が持ち込んだ朝顔や山椒の木などが表を陣取っています。なんか、私が思い描いていた理想の玄関先とは、どんどんかけ離れていきます…。
 …基本、和風なんだよなぁ、父の好みは…。和風もいいのだけど、お家の雰囲気に合わないんだよなぁ…。そんで、私は植物育てるの下手だけど、父は上手なんだよなぁ…。←強く言えない。
(裏庭は和風なんですが、陽当たりがよくないので父の植物育てたい欲は満たされない模様)
 こういう問題(?)に直面するとは、実家じゃない場所で実際に父と暮らすまで考えもしなかったことでした。

 そういえば、かつて両親が店舗を借りて喫茶店をはじめたとき、洋風の店内に、父がお気に入りの藤の花の鉢植えを置くので、母が「これは洋風のお店の雰囲気に合わない」と注意したら、翌日、鉢にピンクのリボンが巻いてあった、と笑い話をしてくれたのを思い出します。
 父は、洋風とか和風とか、雰囲気に合う合わないがわからないというか…父にとっては洋風とは「ピンクのリボン」なんだろうか。おもしろい感覚だけど、感覚違う人にわかってもらうのって大変ですよね〜。

 野菜を育てるなら近くで畑を借りることもできるので、そうしてほしいものですが、毎日間近で成長をみる楽しみもあるようなので、見た目も美しい野菜をちょっとずつ探そう。そして朝顔は、父があらゆる鉢の根元に他の植物と一緒に植えたら想像以上に育って太陽と栄養を独り占めしています。来年は植える場所を考え直してもらおう。
 

2018年7月21日土曜日

坂道をのぼって

  長い坂道をのぼって、振り返ったら、遠くに街並み。目の錯覚なんですが、高いところに天空都市があるみたいに見えますよね。
 さらに向こうにも山があって、 京都が盆地なのがよくわかります。こんな狭いところに京都府の人口のほとんどが暮らしているのです(しかも建物の高さ制限などあるから、本当にギッチギチです)。
 猛暑日が 続いていて、京都市は7日連続38℃越えだとか…。うん、これだけ山に囲まれているんじゃ熱も逃げないですよね…。
 
 京都(京都府も京都市も)に居ると、どこに居ても山が見えるので、はじめて東京に出たとき、高いところから地平線が見えることに感動したものです。

散歩途中にいつも休憩で立ち寄る公園のベンチに座って、ふと横を見ると、白い靴下の、かわいい子がこっちを見ていました。どこかの飼い猫でしょうか。
 大きなケヤキの木の下。そこは涼しいのかな?

 そういえば、暑くて汗をかくとき、塩分を失うので塩分が必要ですが、動物たちはどうするんだろう?と疑問に思って調べてみました。暑いとき、汗をかいて体温調節できるのは、人間と馬くらいなんですって(要は、塩分補給が必要なほど汗をかくのは人間と馬くらい、ということ。店先に商売繁盛を願って盛り塩をするのは、馬が人や荷物を運んでいた時代、馬のための塩で、馬を寄せるための名残と聞いたことがあります)。
 猫は、肉球に汗をかくらしいです。なんか、かわいい…。猿の仲間も手に汗をかくらしいですが、猫や猿は体温調節ではなく滑り止めのためなんだとか。あぁ、私も緊張すると手汗をかきます、それと一緒か。滑り止めを通り越して、手を滑らせてしまうくらいに…。猫や猿も、そんなうっかりさんがいるかもしれないですね。
 そんなことに思いを巡らすのも楽しいです。

2018年7月17日火曜日

熱中症に注意

 ニュースでは、各地で熱中症で倒れる人が続出のようで、とくに、今回の豪雨災害の被災地では深刻みたいですね…。
 京都も殺人的な暑さ。この3連休も連日38℃越えとか。耐えられない暑さです。

 それでも歩きたくて外に出てみるのですが、ちょっと歩くだけでクラクラします。元気よく歩くとか難しい。暑すぎて、日中、鳥などの動物たちもあまり見かけなくなりましたし。ここ数日は、あまり遠出をせず、近所をぐるぐると、だらだら歩いて、だらだら汗をかいて終わりです。

 過酷な気象条件でも元気で居られるように体力をつけたいですし、いまの自分の体力がどのくらいか知っておきたいので、とりあえず毎日、外には出かけています。

 これもどうやらリンパ球人間の特徴なんですが、私、塩分(しょっぱいもの)が苦手なんですね(^^;)普段であれば塩分控えめ生活は健康的なんですけれど…。
 しかし、これだけ汗をかく時期に、そんなことは言っていられないので、出かける前にインスタントみそ汁など塩分の高い温かい飲み物を飲んでから出かけるようにしたら、少し元気に歩けます。
 それから、日中、陽が高い時間帯はやっぱりだめです、直射日光に加え、アスファルトの照り返しが厳しすぎる! そんな中、普通にワイシャツ着て歩いている人や、ジョギングしている人、すごすぎます!!

 熱中症予防には、たっぷりの水分と塩分、ミネラルですよ。みなさまも熱中症にはお気をつけくださいね。この猛暑日、しばらく続くようですので(^^;)

2018年7月15日日曜日

肩こり頭痛の原因

10年以上悩まされている肩こり頭痛。何もヤル気がおきないと思ったら、気づけば頭がガンガンに痛い、という…。定期的にマッサージへ行かないと首・肩がガッチガチなんです。
 運動不足が原因かと思い、歩くようになったのですが、体力がついてきた実感はあるのに、肩こり頭痛はまったく改善されず…。運動不足が原因ではなかったようです。
 それじゃあストレートネックだろうか?と思ってマッサージの先生に相談しても、骨には問題はなさそうだし…。

  ということは残るは……眼精疲労…?!?!目が疲れたとか乾くとかいう症状を自覚したことがなかったので、考えてもみなかったのですが、そういえば乱視が あるので、知らず知らずの間に目が疲れていたのかもしれません(遠くがぼやける以外は生活に支障がないので裸眼で生活)。
 目の体操をしたり、目を温めたりしてみましたら、目の奥がジ〜ン、と…。あぁ、目からきていたのね…恐ろしく長いあいだ放っておいて、ごめん、私の目。

  そこで。普段の生活でも眼鏡をかけるようにしたり、目の体操、蒸しタオルで目を温める、ステレオグラム(マジカルアイなどともいう。目の焦点を意図的に前後にずらして合わせることで 立体的に見えるように作成された画像。視力回復によいとされる)の絵を見る、など色々と試してみています。肩こり頭痛も少しずつ改善してきている気がする…!!
 克服までには時間がかかるだろうけど、がんばって続けてみます。

※画像はhttp://peeinears.github.io/MagicEye.js/にて遊びながらつくってみたステレオグラムです。 何が見えるかな?
クリックすると拡大します。プリントして使っていただけましたら目に優しいかと。
 

2018年7月8日日曜日

大雨

このたびの大雨、過ぎてみると河川の氾濫や土砂災害など各地で甚大な被害があったようで…尊い命がいくつも失われてしまったこと、心が痛みます。
 大きな被害に遭われた方、被災された方々にお見舞い申し上げます。
 水害って本当に怖いですね…。

←今朝は晴れ間が出たので、渡月橋の様子を見てきました。7/8、朝7時頃の桂川の渡月橋の様子です。
 すでに水位がだいぶ下がって、通行止めは解除されていましたが、濁流です。
 川辺のベンチのところに漂流物がたまっていました。ここまで水が来ていたんですね。

←渡月橋の上から。ゴウゴウと音を立てて足元を水が流れます。ずっと橋の上に居たら、酔って(船酔いして)しまいそう。
 このところ、雨続きで 思うように歩けなかった(ウォーキング、ね)ので、いましか晴れ間はないかもしれないと珍しく朝早く出かけたのですが。同じ思いの人がたくさんいらしたのか…日曜でしたし、時間帯もあるのでしょうけれど、7時過ぎの渡月橋近辺はウォーキングやジョギングの人たちでいっぱいでした。
  普段の、観光客で賑わっているのとは違う、渡月橋のいろんな顔が見れました。

←これまた時間帯もあるのかもしれませんが、鳥たちもいっぱいいて。
 ツバメたちが川面から道路まで縦横無尽にびゅんびゅん飛び交っていましたし、 残された川岸の水たまりなどに、サギやカモやカワウたちがたくさん。思い思いに水に頭を突っ込んだり羽を広げて乾かしたり。
 彼らの餌である魚たちもこういうところに逃げ込んでいるんでしょうね。
 …あぁ、カ、カメラが(やっぱりスマホカメラではダメですね)…。

←そんな桂川を眺めながら川沿いを少し下流まで歩いて、松尾大社に久々にお参りに行きました。
 いま住んでいるところの氏神様ですので、時々ご挨拶に行かないと。
 松尾大社は酒造りの神様でもあります。酒蔵さんや、お酒関係のお仕事されている方も全国から参拝にいらっしゃるみたいです。なかなかに荘厳な神社で、ここも大好きな神社です。
 ちなみに、聞きかじりの知識ですけれど、神社では神様にお願いごとをするものではないらしいですよ。願い事がある場合は、自分で叶えるという決意を神様に宣言すると良いらしいです。それともうひとつ。その都度ちゃんと神様に自分の住所と名前を名乗ること。参拝には時間をとりましょうね〜。
 最近の私は、願い事もとくに思い浮かびませんが…神社に行くの、好きなんです。無事であることの感謝と、その土地土地の神様へのご挨拶です。

2018年7月7日土曜日

紙一重

 降り続く大雨。いまはちょっと小康状態で、静かな夜を過ごしています。
 このたびの大雨で被害のある方には、お見舞い申し上げます。
 ニュースで渡月橋の映像が流れるので、たくさんの方からご心配いただきましてありがとうございます。私は大丈夫ですよ〜!
 桂川の渡月橋近辺は、景観重視で護岸整備されていないので、ときどき氾濫するんですよ。渡月橋は、近隣住民には生活道路なので、通行止めになると困るんですけどね。それでも頑なに自然のままに護岸整備しないところが個人的に気に入っております。

 ちょうど大雨で渡月橋が通行止めになる前夜、考え事をしながら渡月橋を眺め、夜の桂川の流れに癒されていたところだったので…自然の癒しと脅威の二面性、紙一重なことについて…感慨深いものがあります。どちらも大切に感じたいものです。
 そして、住宅地などは概ね大丈夫だとはいえ「経験したことのない」大雨が今後も続いたりすると、何が起こるかわかりません。引き続き警戒は必要ですね。
 全国的なもののようですから、みなさまもどうぞお気をつけくださいね。

 昨年、母が亡くなってから死を身近に考えるようにはなっていたのですが、最近、生き死にについてちょっと考えることがありまして。ちょうどそんなとき、先日、高校時代のクラスメイトが急死したとの知らせがきました。
 にわかに信じがたいまま、日帰りで地元に帰り、葬儀に参列してきました。勤務中に職場で突然意識を失い、すぐに救急搬送されたものの、そのまま意識が戻らず、8時間後に旅立ったそうです…。
 高校時代から、みんなの太陽みたいな存在でした。万人を愛し、万人から愛されるような人でした。なぜそんな彼女が旅立たねばいけなかったのでしょうか…。いのちとは、かくも儚いものなんでしょうか。生と死とは、薄いオブラート1枚ほどの隔たりくらいしかなく、常に隣り合わせなのかもしれません。

 彼女の葬儀のあった夜ですよ、京都に戻って桂川で水の音を聴きながら、ひとりそんなことを色々と色々と考えていたのですが。こんどは自宅にて、ひたすら叩き付ける雨音と頻繁に鳴る携帯の避難勧告のエリアメールの音を聞きながら、色んなことを考えます。
  生きていくために必要な水も、一滴一滴の水も、形を変え、人間の心の乱れを静かに洗ってくれもすれば、すべてを飲み込んでしまったりもする。それはそれは、人間には抗えない力で。
 生き死にについてや、自然の理についてなど思いめぐらせていると、日常、些末なことで悩んだり、目の前のことにあたふたしているのがくだらないことのようにも思えます(それもとっても幸せで愛おしいことでもあるんですけどね!)。

 先に逝ってしまった大事な人たちの、いのちの重みを感じつつ、生と死が常に隣り合わせだからこそ、いま、自分が生きている奇跡を大切にしたいと思う今日このごろ。そんな気持ちを忘れないように生きていきたいです。  

2018年6月27日水曜日

ローレル2

先だって、月桂樹の葉を干した話をしましたので、その後のご報告です。
 水分の多い(1年未満の)新しい葉が多かったからか、乾くと、くるんくるんと 丸まってしまいました。
 生だったときにはきれいだった葉も、干すと、なぜか茶色いシミみたいのがでてきたり…。
 売っているようなきれいな仕上がりになる葉は少なく…ローレルを買うと意外と高いのも納得です。
 冷蔵庫に入れて乾燥させたものは、確かに緑色が鮮やかなまま、色はきれいですが、やはり丸まってしまいますし、シミもできます…。
(奥の瓶に入っているのが冷蔵庫バージョンですが、写真では違いがわかりにくいので比較画像は載せるまでもないかと)

 いずれも、自宅で使うには問題ないですけどね!くるんくるんしているのも、むしろ愛らしいではないですか。

 暑い日が増えてきたので、煮込み料理、そんなにしない時季ですが(^^;)カレーにでも使いますか。

2018年6月26日火曜日

シカさん&アオサギさん

今日は散歩中、背後でガサガサと音がするので振り返ったら…野生のシカさんに遭遇。石垣の上のフェンス越しに3頭。そのうちの1頭と、しばし見つめ合いました。
 けっこう近くだったし、じっくり時間もあったのですけれど、写真に撮ってもなんだかわからないレベルです…。残念ですが、いちおう、証拠写真ということで。
 山沿いの道を、いつも、何かいそうだな〜と思いながら歩いていたのですが、実際に会えてちょっと感動です。車通りも多いし民家もたくさんあるところなのに、すぐ近くに動物が棲んでいるんですね。

→これは今日ではないですが、先日の散歩中。広沢池の水路で「マムシに注意!!」(マムシ出るんですね〜!)の看板からの…アオサギさん。
 全長が90センチを越える大きな鳥で、迫力があります。
 広沢池の近くには 田んぼもたくさんありますし、池でも田んぼでもカモやサギにはほぼいつでも会えます。
 それにしても、かなり近くだったので、スマホで写真を撮ってみたのですが、やはりうまく撮れません(^^;)
 じりじりと近寄ってみたのですが、このあと、ものすごい声で「ぎゃあ〜〜!」と叫んで飛んで行ってしまいました。驚かせてごめんね…。
 う〜ん、やはり動物を写真におさめたいなら、スマホカメラじゃダメか…。 この前は、散歩中の公園でコゲラ(小さいキツツキ)とおぼしき小鳥も発見し、テンションが上がったものの、私の目も悪いし、写真もグダグダで確認がとれず。
 カメラ問題、ちょっと、考えます…。



2018年6月23日土曜日

パッションフルーツが食べごろです

←先月、奄美へ行って見学させていただいたときには、まだ色づきかけだったカケロマあさか農園さんのパッションフルーツ。
 その後、送っていただいたものが、ちょうど食べごろです♪

 室温に置いて、皮にしわが出はじめたら食べごろのサイン。
  半分に切って、スプーンですくうなどして、中の種の部分をいただきます。甘酸っぱくって美味しいのです!! トロピカルな味がします。とても香りがよいです。
 奄美黒糖焼酎とも相性がよいし、ヨーグルトにも合います。

 ちなみに、パッションフルーツは、本州でも緑のカーテンとして人気で、あちこちで苗も売っています。ウチでも昨年から育ててみているのですが、なかなか大きく育ってくれません…昨年は花が一輪だけ咲いたのですけれどね〜。お花はトケイソウという、とても素敵なお花なんですよ。またウチのパッションさんがお花でもつけたらご報告します!
 ウチでもパッションフルーツが収穫できたら素敵なんだけどな〜。

2018年6月19日火曜日

地震

 昨日、6/18朝、大きな地震がありました。京都はけっこう揺れてびっくりしましたが、幸い何の被害もありませんでした(立てかけていたものが倒れたくらい)。
 多くの方にご心配いただきまして、ありがとうございました。
 昨夜と今朝も少し揺れがありました。まだしばらくは大きな揺れに注意が必要とのことで気をつけます。
 交通機関の乱れもありますし、震源地近くの大阪では被害が大きかったようで…被災された方々にお見舞い申し上げます。

 日頃より防災意識は低くないほうだと思うのですが…(我が家は私の心配性により備蓄品でいっぱいです)。いまは家族が近くに居るので、それが一番おおきな安心です。2011年の震災時は東京で大きな揺れと交通マヒなどを経験しています。そのとき「非常時に家族に会えないのは耐えられない」と強く感じて、そして京都に引越しました。
 日本にいれば、どこにいてもいつ地震などの災害に襲われるかわかりません。想像するだけで恐ろしいですが…家族のそばで、防災を心がけ、備えていてもそれでも助からない災害にみまわれたとき、はじめて諦めもつくと思うのです。

2018年6月17日日曜日

父の日

 今日は父の日ですね。
 父の日は毎年気にしているわけではないのですが(ごめんなさい)…数年前の父の日に靴をプレゼントしました。高価なものではありませんが、足によい、ちょっといい靴です。父はそれをずっと履かずに置いたままだったのを最近ようやく履きはじめてくれていました。

 玄関に、とてもボロボロの靴が置いてあって気になっていたところ
「これはおまえが買ってくれた靴か?」
と父が私に聞きます。
「違うよ。この靴じゃないけど、お父さんこんな靴持っていたんだね、…ん?元々お父さんの持ってた靴じゃないの?どういうこと??」
 どうやら、先だって父が団体旅行へ行ったとき、温泉施設で温泉に入って出てきたら、この靴しか残っていなかったから履いて帰ってきたのが、このボロボロの靴らしい。…プレゼントした、おろしたての、ちょっといい靴が…このボロボロの靴に…(;_;)父の靴を間違えて履いて帰った人も悪気があったわけではないと思うのですが…それにしても、見るからにボロボロの靴(T∀T)
 そして靴が入れ替わったことにもそこまで違和感を感じておらず、ボロボロの、人の靴を履き続ける父…。
 あまりにショックで姉に話したら、こういったことは父にはよくあることで、ものすごく高級な靴がなくなってしまったこともあるし、亡き母がよく嘆いていたそう…。

 先日、父と姉と私と3人で街中へ出かけることがあり、帽子屋さんで、姉と2人で父の日のプレゼントに帽子を買いました。
 店員さんにも相談しながら色々とかぶってみて、田舎のおじいちゃん(←父)が、一気にあかぬけて見えるカッコイイ帽子。 父もご満悦のようで
「さっそく今度の旅行にかぶって行こうかな!」
姉と私は、つい、口を揃えて言ってしまいました
「なくさないでよ…!」 

※後日談。私があまりにショックを受けていたのをみて、父が温泉施設に電話をしたそうで。問い合わせたら、父の靴を取り置いてくれていたとのこと。そうなると父の靴と入れ替わった靴の持ち主のことが気になりますが…。ひとまず、よかったです。なくしたものがみつかる世の中、素敵です。

2018年6月7日木曜日

奄美での写真

 奄美での写真&その掲載許可をいただいたので、いくつかご紹介しますね!奄美の素敵なところが少しでも伝わりますように…。

 ←まずは、龍郷町にある、奄美自然観察の森 の展望台。鳥のさえずりを聞きながら、森から見下ろす海の美しいこと。

※写真を撮ってくださったのはhttp://amamiyaclinic.com/さん。ありがとうございました(^^)

さて。ここからは、私のダメ写真との対比をお楽しみいただきましょう〜!

←私の撮った写真。木の“うろ”に、何かがいますよー。
さて、なんでしょう??
 葉っぱ?苔??ボケボケでよくわかりませんねー(^^;)
※拡大してもあまり意味ないですがクリックで少し拡大できます


←正解は、アマミイシカワガエルです。
写真を撮る人が撮ると、こうなります。
日本一美しいと言われるカエル。 木の“うろ”から上半身だけ出して、じーっとしていました。
手前に、なぜか、ナメクジが2匹。…一体、どういう状況なのでしょうか…。それにしても、カエルもナメクジも妙にかわいい…。


 ←私の撮った写真。池に何かがいますよー。
さて、なんでしょう??
…よーく見ると、背中合わせでもう1匹。
←正解は、オットンガエルです。
写真を撮る人が撮ると、こうなります。
水面から目だけ出して、じーっとしていました。隠れきれているつもりなのでしょうね?
よく見ると、頭に蚊が止まっているところもかわいいです。…吸ってる?蚊ってカエルの血も吸うのかな?そしてカエルも痒かったりするのかな?

 心に残った場面のものを、と思ったらカエルばっかりになりましたね…苦手な方がいらしたら、ごめんなさい(^^;)
 カメラを頑張ろうと心に誓ったのも遠い過去の話。いつしかすっかり諦めて、写真を撮るのはスマホのカメラに頼り切っておりましたが、性能の限界と私の腕のなさとが相まって絵のための資料写真としても使えないし、あとで見返すつもりにもなれない私の写真。
 しかし、写真は機材の問題とかそういうことだけではないと改めて痛感。よい写真には物語を感じますね。実際に景色や動物をみたときの感動も鮮やかに蘇ります。撮影に同行させていただけて、森や動物たちに癒されただけでなく、とてもよい刺激になりました。

2018年6月3日日曜日

ローレル

月桂樹。勝利や栄光を意味する、縁起のよい植物。玄関先の生け垣にしてあるのですが、ものすごい勢いで伸びるので、きのう父が剪定をしてくれました。
 きれいなところを枝ごとサッと洗って二階の北側のベランダに干してみました。
 以前、一階の軒下に干してみたところ、カビがきてしまってお料理に使えるような状態にはならなかったのですが、今回はうまくいくといいな。
※2〜3週間、風通しのよい日陰で干すとよいらしい。きれいな色に仕上げるには一枚一枚枝からはずし、重ならないよう冷蔵庫に入れて乾燥させるとよいらしい。新芽よりも1年以上経過した葉のほうがよいらしい。
とりあえず、いっぱいあるから、色々試してみようと思います(^^)

 月桂樹の葉を干すと、煮込み料理に使うローレルというスパイスになります。ベイリーフと同じものかと思っていましたが、ベイリーフはカシアの葉で、別物なんだそう。
 ウチの月桂樹に花が咲いたのを見たことはないのですが、花言葉もあって、花には「裏切り」、一方、葉には「私は死ぬまで変わりません」という意味があるそう。なんなのでしょう、まるで反対の意味ではないですか。由来が気になります(^^;)

2018年6月1日金曜日

奄美へ行っていました

5/25〜30、奄美へ行っていました。
 昨年、展示で訪れて以来、約1年ぶりの奄美です。
 今回も、カケロマ島まで足を伸ばしたり、海へも森へも行ったりして充実した日々でした♪が、風景など載せられるような写真が全然なくてごめんなさい…。

 「オオゴマダラ」というチョウチョをご紹介。
  オオゴマダラは、喜界島・与論島以南に生息するので奄美大島にはいない蝶なんですが、奄美市龍郷町のフルフラガーデンで飼育されているのを観察してきました。羽を広げると13cmほどもある、日本で最大級に大きな蝶です。
 幼虫は、マットな黒・白・赤でカッコイイ(右上)。 
 サナギは、なんとメタリックな金色(右中)。
 その日の朝に生まれたての蝶は、抜け出たサナギにぶらさがったまま、ほぼ1日かけて羽が乾くまでじっとしているそうです(右下)。
 幼虫もサナギも成虫もそれぞれに色やデザインが美しい。しかし、抜け出たあとのサナギは透明なのに、どういう理屈で金色に光って見えるんだろう? 全体的に無防備すぎる気もして、なんだか心配になるし…。そして蝶にはたいがいあるはずの鱗粉がないらしく、色々と不思議な蝶です。

 …奄美。私はどうして奄美に惹かれるのだろう?という理由が、最近、自分なりに少しずつわかってきた気がしています。もちろん、自然豊かで、ここにしかいない固有種の動植物がたくさんいる、というのが最初に訪れるきっかけでもありましたし、その理由が大きいですが。奄美の場所や気候にも、奄美の歴史にも私が惹かれる理由がありました。奄美出身でない私には憧れでしかありませんし、奄美の方には失礼かと思いますが、奄美は私の心のふるさとです。そんな話もまた機会があれば。

 奄美での滞在中、お世話になった方々、楽しい時間を本当にありがとうございました!
 また、奄美に「帰り」たいです。

2018年5月22日火曜日

仁和寺

 晴天の仁和寺。兼好法師ゆかりのお寺で『徒然草』にも登場する 世界文化遺産のお寺です。
 京都の中でも、とくに大好きなお寺のひとつ。
 どこが素敵かというと… 今日は晴天だったのもありますが、いつ来ても明るい雰囲気で、ともかくその名の通り「和む」んです。
 さらに。御殿やお庭などの一部は拝観料がかかりますが、敷地のほとんどは無料開放されているのです。お散歩で立ち寄るには素晴らしいです。そしてとても清々しい気分になります。

 さて。時間さえあれば毎日どんどん歩いていて、15キロ以上歩いても歩き足りなかったり…(それは散歩とは言わない?)。家を出るときには、軽い散歩のつもりで出かけるのですが、途中で気持ちがよくなって、ついそのまま遠出してしまいます(^^;)
 最近は一条通りを歩くのがマイブーム。土日でも人が多くありませんし、緑が多くて 歩いていて気持ちがよいのです。

  中でも一条通り沿いの仁和寺は、それから金閣寺方面へ向かうか、北野天満宮方面か、妙心寺を抜けてJR花園駅に向かうも良し、はたまた嵯峨・嵐山方面へ向かうも良し、の分岐点でもあるのです。
 京都観光をお考えの方、一条通を歩くのもオススメですよ!混んでいるところや混んでいる交通機関を利用しなくても楽しめますし健康的です。お弁当もって出かけて、仁和寺でお昼休憩というのも素敵です♪
※これから京都の厳しい夏がやってくると歩くのはシンドイかもしれませんが(^^;)
 

2018年5月12日土曜日

鳥居本

京都・嵯峨野。化野(あだしの)念仏寺 のある、鳥居本の町並みです。

 『免疫健康学』によると極度に副交感神経が優位な「リンパ球人間」の私は、交感神経を刺激して自律神経のバランスをとる必要があります。
 具体的には日中に活動すること、酸素をカラダにとり入れること、空腹をつくること…などでしょうか。
 それでも朝が苦手なのは克服できそうにないので…ともかく明るい時間に毎日散歩に出かけるようにしています。体力も筋力もないのですが、なぜか元々脚力の持久力だけはあって。
 最初は、近所をぐるぐるまわっていましたが、少しずつ距離を伸ばして10キロ以上歩いてもまだまだ歩き足りなかったり。…あれ?これだけ歩くなら、ひょっとしてかなり遠くまでいけるんじゃない??って思うようになりました。出かけた先から歩いて帰るなどもしてみたり…そんな風に片道は交通機関を使うなどすれば、さらに歩いて行ける範囲が広がりそうです!
  せっかく京都に住んでいながら、京都らしいところにもあまり行くことがありませんでしたが、素敵なところがいっぱいあるので、これからは京都散歩の風景などもご紹介できたらいいなと思います。

 今日は天気のよい土曜日で、嵐山界隈は混雑していましたが、鳥居本までちょっと足を伸ばしただけで人がほとんど居なくなります。
 鳥居本地区は室町末期に開かれた集落で、江戸中期以降は愛宕山にある愛宕神社の門前町として栄えたのだそうです。京都市と国の重要伝統的建造物群保存地区となっています(案内看板参照)。
 山の麓に、こんな町並みが続いているので、タイムスリップして不思議な世界に迷い込んだみたいな気持ちになります。 

2018年5月9日水曜日

カテゴライズ

 調べたいことがあったらインターネットですぐ検索!便利な世の中になりましたね。
 ちょっとした疑問を検索しはじめて興味がでてくるとネットサーフィンがはじまります。
 そんな中、最近になって知ってしまったことがいくつかあります。自分について。アレ?これって、私…?!っていう。
 昔から、学校などのコミュニティーで自分は周りから浮いている気がしていて、どんなグループにもあてはまらないし、自分でも自分の体質や思考回路が謎だったりしていたのですが…そんな少数派代表のような自分があてはまるものがどんどんみつかってきたのです。どんどん自分がカテゴライズされていきます。それらを組み合わせ、かけ合わせると、ひょっとして自分は数式で現されることもできる存在なんじゃないか?と思ったりする。不思議な感覚。

 たとえば最近免疫が落ちているので免疫について調べていました。自律神経は交感神経と副交感神経でできていて、そのバランスが崩れると免疫も下がります。交感神経が優位になると白血球の中の顆粒球が増え、副交感神経が優位になるとリンパ球が増えるとのこと。どちらが優位かによって人間には2つのタイプがある、という説。
(※『免疫健康学』絶版ですが電子書籍が買えます)
 それでですね、私は極端に副交感神経が優位な典型的な「リンパ球人間」だな、と。 のんびりしてるけど心配性でうつ状態になりやすい。カラダがだるい。夜眠れず朝に弱い。睡眠がたっぷり必要。アレルギー体質。食べるのが遅く野菜が好きで肉は苦手…。
 性格や体質や食の好みまで白血球が関連しているとは!?

 このところ、ほかにも自分の性格や性質が顕著にあてはまる心理学の比較的新しい概念など色々とみつかったのですが、この、免疫学で説明のつくことが多いことには驚きです。

 人とは同じように出来ない不器用な自分のことがずっと嫌いでしたが、 生まれ持った性質ってあるんだな、自分がカテゴライズされる=1人じゃなく仲間がいるんだな、と思ったら、少しラクになったような、自分を愛しく思えるようになったような。

 最近思うのは、体質も性質も、いろんなタイプの人が居て。私みたいのが居てもいいじゃない!あなたみたいのが居てもいいじゃない!互いに感覚も違うし理解はできなくても、互いの存在を、多様性を認め合えるといいよね!ということです。
 それはさておいて、自分のタイプがわかってきたところで…苦手を無理に克服する必要はないけど、長所を生かす努力は最大限にすること(短所と長所は表裏一体)。体質も、持っている体質と長所を生かしつつ体質改善!といったところでしょうか。

2018年5月7日月曜日

すっごい掃除

本日発売の本のご紹介です。
「すっごい掃除・捨て方・片付け方」(『PHPくらしラク~る♪』編集部編)PHP研究所
 本編の一部、カットイラストを描かせていただきました。
 ※表紙イラストはヨシダではありません。

 掃除も片付けも…とても苦手なのですが(><;)
 ありがたいことに、こういったイラストのお仕事もよくいただくので、できそうなところを実践してみたりしています。
 掃除、捨て方、片付け方には、色んなメソッドがありますが、自分に合った方法を継続するのが一番なのだそうです。難しいことはひとつもなく、気軽にできそうな役立つ内容がギッシリつまっていますので、お掃除好きな方も、苦手な方も、ぜひお手に取ってみてくださいね〜。
 きれいな部屋でスッキリと豊かな生活をするために…まずはできるところから…!!