2018年11月3日土曜日

逢魔が刻

 歩きはじめて半年、体力がついてカラダも軽くなったと書いたばかりなんですが。このところ夕方になると調子が悪くなり…頭痛、吐き気、腹痛、肩こり、倦怠感。耳が遠くなり、フラフラする。なんだろうと思って色々検索すると、夕方に現れる自律神経失調症があるらしく。あぁ、そうだ。自律神経失調症。過去に何度か経験しているのですが、しばらくなかったので忘れていました、こんな症状だったなぁ(そのときは大学の卒論のプレッシャーなど、わかりやすいストレスもあったし時間帯に関係なく症状があった)。

 逢魔が刻(おうまがとき・大禍時)。夕暮れ時、一日の中でも気圧の変化が激しい時間帯で、交感神経から副交感神経に切り替わる時間帯でもあり、この切り替えがスムーズにいかないと自律神経が乱れるらしい。また、体温が上昇する時間帯でもあって、これらのことから体調を崩す人が多いらしい。
 昔の人は、夕方から夜にかけてのこの時間帯を、なにやら妖怪など怪しいものに逢いそうな時間、不吉な時間と認識し「逢魔が刻」と名付けるとは、センスがいい。

 このところの私は、17時くらいから徐々に体調が悪くなって、どうにもこうにも、横になって休むと、 21時過ぎる頃にはケロリと元気になる。まさに逢魔が刻の自律神経失調症だ。
 歩きはじめてから単に体力気力がついてきただけではなく、色んなことに敏感になってきている気はしていましたが、やはり私、気圧の変化に弱い&自律神経が弱いんだなぁ…と知る。

 昔から、新幹線も苦手で、とくにトンネルを通るたびに具合が悪くなります。周りに話しても、同じような人に出会ったことがないのですが…どうやらこれも急激な気圧変化が理由なんだな。

 自律神経を整えるためにウォーキングを始めたのですし、その他の食事などの生活習慣にも自律神経失調症になる理由があまり見当たらないのですが。夏場、暑さを避けて夕方歩くようになった流れで、最近は月を見たさに暗くなってから歩きに出かけることが多かったから(逢魔が刻に具合が悪くなりはじめ、さらにどんどん深夜のウォーキングに)。夜型生活になりつつあったからかな…。
 極力、ウォーキングは昼間に戻そう、と、今日は早めの時間に散歩。夜もいいけど、昼間の散歩は気持ちがいい。症状も出ず。うん、カラダは正直だ。

 写真は以前撮ったものですが、仁和寺の仁王像。魔除けしてくれそうです。