小説仕立ての読みやすい心理学本です。アラサー独身女子たちの心の成長物語ですが、年齢性別にかかわらず、すべての人に響くと思います。わかりやすくて心理学の入門書としても素晴らしいです。
モヤモヤの問題解決が見えてきて、あらゆることが腑に落ちて、スッキリと、そして優しい気持ちになれます。
最近思うのですが…スピリチュアルの世界や不思議な出来事（妖怪や妖精の存在とかね！）は、私は半分信じて（見えないからこそ見えない世界も信じたいと思って）いますが、本当の不思議は、外の世界ではなく自分の中にあって。あらゆるスピリチュアルや自己啓発で言われていることも、そのほとんどは「発達心理学」に通じていて。誰かや何かを信じて頼りにするよりも、発達心理学を学び、自己と向き合っていくのが幸せへの道なんじゃないかなぁ、と。周りとの違いも不思議もやんわり受け入れながら。
で。この本が出版されるとの話を聞いて、とっても楽しみにしていたのですが、予想以上に楽しく読める、内容がスイスイと入ってくる本でした♪
人は、大人になっても、いや、大人だからこそ？死ぬまで自らの心の成長を願うものです。
悩める人も、そうでない人も。この本に触れる人がたくさんいたら…みんなが生きやすくてハッピーな世の中になるんじゃないかなぁ！なんて、自分の中にも世の中にも、希望の光が見えた気持ちです。
※画像は本の表紙画像です。吉田静佳の絵とは関係ありません。
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