2018年6月1日金曜日

奄美へ行っていました

5/25〜30、奄美へ行っていました。
 昨年、展示で訪れて以来、約1年ぶりの奄美です。
 今回も、カケロマ島まで足を伸ばしたり、海へも森へも行ったりして充実した日々でした♪が、風景など載せられるような写真が全然なくてごめんなさい…。

 「オオゴマダラ」というチョウチョをご紹介。
  オオゴマダラは、喜界島・与論島以南に生息するので奄美大島にはいない蝶なんですが、奄美市龍郷町のフルフラガーデンで飼育されているのを観察してきました。羽を広げると13cmほどもある、日本で最大級に大きな蝶です。
 幼虫は、マットな黒・白・赤でカッコイイ(右上)。 
 サナギは、なんとメタリックな金色(右中)。
 その日の朝に生まれたての蝶は、抜け出たサナギにぶらさがったまま、ほぼ1日かけて羽が乾くまでじっとしているそうです(右下)。
 幼虫もサナギも成虫もそれぞれに色やデザインが美しい。しかし、抜け出たあとのサナギは透明なのに、どういう理屈で金色に光って見えるんだろう? 全体的に無防備すぎる気もして、なんだか心配になるし…。そして蝶にはたいがいあるはずの鱗粉がないらしく、色々と不思議な蝶です。

 …奄美。私はどうして奄美に惹かれるのだろう?という理由が、最近、自分なりに少しずつわかってきた気がしています。もちろん、自然豊かで、ここにしかいない固有種の動植物がたくさんいる、というのが最初に訪れるきっかけでもありましたし、その理由が大きいですが。奄美の場所や気候にも、奄美の歴史にも私が惹かれる理由がありました。奄美出身でない私には憧れでしかありませんし、奄美の方には失礼かと思いますが、奄美は私の心のふるさとです。そんな話もまた機会があれば。

 奄美での滞在中、お世話になった方々、楽しい時間を本当にありがとうございました!
 また、奄美に「帰り」たいです。