2018年7月21日土曜日

坂道をのぼって

  長い坂道をのぼって、振り返ったら、遠くに街並み。目の錯覚なんですが、高いところに天空都市があるみたいに見えますよね。
 さらに向こうにも山があって、 京都が盆地なのがよくわかります。こんな狭いところに京都府の人口のほとんどが暮らしているのです(しかも建物の高さ制限などあるから、本当にギッチギチです)。
 猛暑日が 続いていて、京都市は7日連続38℃越えだとか…。うん、これだけ山に囲まれているんじゃ熱も逃げないですよね…。
 
 京都(京都府も京都市も)に居ると、どこに居ても山が見えるので、はじめて東京に出たとき、高いところから地平線が見えることに感動したものです。

散歩途中にいつも休憩で立ち寄る公園のベンチに座って、ふと横を見ると、白い靴下の、かわいい子がこっちを見ていました。どこかの飼い猫でしょうか。
 大きなケヤキの木の下。そこは涼しいのかな?

 そういえば、暑くて汗をかくとき、塩分を失うので塩分が必要ですが、動物たちはどうするんだろう?と疑問に思って調べてみました。暑いとき、汗をかいて体温調節できるのは、人間と馬くらいなんですって(要は、塩分補給が必要なほど汗をかくのは人間と馬くらい、ということ。店先に商売繁盛を願って盛り塩をするのは、馬が人や荷物を運んでいた時代、馬のための塩で、馬を寄せるための名残と聞いたことがあります)。
 猫は、肉球に汗をかくらしいです。なんか、かわいい…。猿の仲間も手に汗をかくらしいですが、猫や猿は体温調節ではなく滑り止めのためなんだとか。あぁ、私も緊張すると手汗をかきます、それと一緒か。滑り止めを通り越して、手を滑らせてしまうくらいに…。猫や猿も、そんなうっかりさんがいるかもしれないですね。
 そんなことに思いを巡らすのも楽しいです。