2025年11月30日日曜日

ヤンバルトサカヤスデ11月まとめ

 夏場も、時折、家の中や草むしり途中に1匹見かける、などはしていましたが、石や廃材の下などヤスデが好んでいる場所では見かけなかったので7月〜10月の捕獲はお休みしていました。

 11月に入って急激に涼しくなり、11/6よりアトリエ周りでの捕獲再開。最初は1日に数十匹でしたが、20日頃から数が増えて、11月だけでトータルおよそ15,000匹(訂正します、30日の捕獲数が多すぎて21,000匹。本格的婚姻シーズンに入ったと思われます)。家の中に入ってくるのもすでに昨年より多いです。

 あまりの多さに、ヤスデを拾うだけで毎日何時間もとられてしまいます。他の虫も死んでしまうため躊躇っていた薬剤を山際に使用することに。さらには、家に梱包用透明テープをぐるりと(ヤスデはツルツルしたところは登れないので家の中への侵入を防げるらしい)はり巡らせましたが、結局、登ってきています…。半分くらいは断念するようなので、すこーし、侵入する数は減ったかなぁ…。もう少し様子見ます。

 ヤスデから話がそれますが、今年の9月くらいからでしょうか、草むしりした後の草を積み上げていたところ、翌日などその下から見たことのない平たいナメクジのような黒い物体が。基本、生き物は放っておくのですが、調べてみたところアフリカ原産の「アシヒダナメクジ」という外来種らしい(名前にナメクジとついているが貝の一種らしい)。広東住血線虫の媒介などするらしく駆除対象でした…。

 ヤスデと同じような場所を好むらしく(夜行性という共通点も)、こちらもついでに捕獲することになりました。捕獲し初めなど多い時で10匹くらいでしたが、11月になると5mmほどのミニサイズを見かけるようになり、背筋の凍る思い。

 アシヒダナメクジは、私的には気持ち悪さは少ないビジュアルですが、やはり苦手な方もいらっしゃるでしょうから写真は載せません。ご興味ある方は調べてみてくださいね〜