吉田静佳
どうぶつずかんBLOG
Shizuka Yoshida
イラスト・えほん“よしだしずか”のブログです
2025年9月14日日曜日
スミレの種
2025年8月29日金曜日
電化製品が次々と不調
アトリエを引っ越してしばらく経った頃から、サーキュレーター、除湿乾燥機、洗濯機…と、次々と調子が悪くなり、一気に寿命がきたのか?と不審に思うようになりました。サーキュレーターや除湿乾燥機は、たまったホコリを掃除したら、一瞬動いたのですが、むしろその後うんともすんとも言わなくなり。
そういえば、これら全て、脱衣洗面所に置いているものです。原因は…? あっ、漆喰などの水で練る粉類を洗面で作業していたからでは…?!と、気づいたときには後の祭り。接着剤や硬化剤の入った粉類を長期に渡り大量に舞わせ、吸い込ませてしまっていたんですね。そこに奄美の湿度(雨が降ると湿度80%を超える)が加わり、モーターやら基盤やらに張り付いて硬化してしまったと思われます。
常に内装工事中みたいな家の中で生活しているので…暮らしながらDIYの落とし穴(?)だ。まぁ、特殊な状況なので、みなさまもお気をつけください、と、いうまでもなく、関係ないでしょうけれど。
洗濯機は動いてくれてはいますが、すぐにエラーになって、洗い・すすぎ・脱水を一気にやってくれることはほぼない、です。脱水も甘いので2,3度脱水しないと干せません。いやぁ、まいったまいった。なるべく洗面で粉もの作業しないように気をつけますが、電化製品を買い直すのは、ある程度DIY作業が落ち着いてからかな、と。洗濯機さん、過酷な環境でごめん。もう少しがんばってね。
…いや、壊れたのだろうけど、できることなら修理屋さんに一度見てもらいたいものです。こういうとき離島だと特に、メーカーに送るくらいなら買ったほうが早いんですよね…。というか、メーカーに関わらず電化製品を見てくれる修理屋さんってないのかなぁ。昔はあったようなきがするのですけども。壊れたら捨てちゃうの、悲しいですよね。部品交換とかでずっと大事に使えるならいいのに。
2025年8月27日水曜日
オクラの花、ようやく
これまで、蕾が全然つかなかったり、蕾のまま落ちてしまったり、だったのですが、原因としては肥料のバランスが考えられ、花を咲かすには「過リン酸石灰」が良いということで、遅ればせながら施してみましたら、花が咲いてくれたのでした(^^)
オクラの収穫時期は夏の終わりとともに終盤に差しかかるところみたいですが、奄美は温暖なので、まだまだこれからでもいけるんじゃないか?と、ちょっと期待。
しかも、オクラって、本来は多年草だけど、日本の冬を越せないので日本では一年草になっているようです。ということは…? 奄美の気候だったら、多年草として来年も花を咲かせてくれる可能性?!?!まぁ、どうなるかわかりませんが。
「過リン酸石灰」は即効性がある肥料のようで(とはいえ2週間はかかったかも)、「枯れ木に花を咲かせましょう」の、「はなさかじいさん」の話を思い出しました。
2025年7月29日火曜日
有機石灰
卵の殻を砕いたものを下地にした絵を描き始めて25年以上経ちますが、そんな絵を描いているくせに、卵はあまり食べないほうでして(^^;) 卵の殻は自分で用意するよりも家族や友人知人からいただくほうが多いです。卵の殻を砕く作業が一番大変でもあるので、100円ショップで買えるとは…もっと早く知りたかった…!
と。まだまだアトリエが整わなくて、絵の具を使うような絵を描けるようになるのは、もう少し先になりそうなのですが。
2025年7月7日月曜日
暑さ対策…!
どうやら、陽の当たる窓のサッシ枠が熱々になるみたいです。外側にすだれをつけてみたら、ずいぶんと解消されました。…で。すだれが取り付けられそうな窓という窓に、すだれを買い足してはつけている日々です。
単に「すだれをつける」と言いましても、外壁塗装が途中だった(^^;)というのを思い出したり、場所によっては、吊るす金具をつけるためサイディングに穴をあけないといけなかったり、で、手間取ってなかなか進みません〜。そして、どうしてウチの窓にちょうど良い長さのすだれが売っていないのか。長さが足りなくても困るし、全部、ちょっとずつ長さが余ってしまうのが最近のプチ悩み。
写真には(月桃の葉っぱが邪魔して)ちょっとしか写っておりませんが、1Fの掃き出しの窓にはサンシェードをつけましたよ。ちょっとずつ、ちょっとずつ、です。
2025年6月30日月曜日
ヤンバルトサカヤスデ6月まとめ
6月中旬より、奄美大島は急激に夏日になり!!!たぶん暑さに弱いヤスデは日陰の森に移動したのではないかと思われます。
これまで、管理しやすい開けた場所に廃材の板などを置いて、それをめくって捕獲していたのですが、ほかにも石の下、植木鉢の下を探しても1日に数匹しかいません。かといって、木陰の草むらを探すにはリスクが高いため(ハブとか…)、作戦変更を考えつつ、しばらく捕獲を休憩です。
ちなみに、大きさは成虫に近いものも増えてきましたが、成虫にはひと回り小さい、太さ3〜4mm、長さ3〜4cmくらいの大きさが主流です。こげ茶色のシマシマ模様もくっきりと、存在感のある大きさです。
涼しくなって、次にヤスデを見かける時には、成虫になっているんでしょうね。
2025年6月19日木曜日
奄美大島パッションフルーツ
奄美産パッションフルーツの、化粧箱のイラスト&デザインをさせていただきました。上面、側面の4面、全部にカラーのイラスト入りです。
ちなみに、パッションフルーツはツル性の植物で、トケイソウ(時計草)とも呼ばれていて、その名の通り、時計のような綺麗で不思議な花が咲きます。花と熟れた果実が同時に枝につくことはないかと思われますが、そこはイラストということでご容赦ください。
写真のパッションフルーツは、8個入りで2,800円、奄美NEXT不動産さんの店頭にてご購入いただけます!2025年6月13日金曜日
月桃の花
留守の間に、草ボウボウになっていないか、とか、梅雨時で家の中がカビだらけになっていやしないか、とかとか、あれこれ心配でしたが、梅雨にもかかわらず、あまり雨が降らなかったらしくて、諸々大丈夫でした。
周辺のヤスデ拾いが久々になってしまったので、全体的に大きいのが増えていて、ちょっとビビったくらいですかね。
あとあと!なんと、夜は玄関先でホタルが観察できることがわかったんですよ(本州にいるホタルとは別種で、小さいながらにピカピカと強く光るホタルです)。最高じゃないですか。引き続き「奄美の自然」と近い生活、楽しんでいきたいと思います(^^)
2025年6月10日火曜日
父ごはん5
今年も「父ごはん」は健在です。父の育てた野菜…えんどう豆の煮物に、えんどう豆ごはん。それから、春菊のおひたしに、唐辛子葉の佃煮、きゅうりの漬物、野菜炒め(これは買ってきた肉と野菜が中心)などなど。年々レパートリーが増えております。
まだまだ元気で、引き続き野菜作りやごはん作りなど楽しんでもらいたい。
奄美にいると、アトリエ周りの草むしりやら、DIYやら、やること多くて、つい、手に力の入る作業をしてしまうので(昨年の外壁塗装以降、右薬指の腱鞘炎が全く良くならず)強制的に休めようというのもあって、のんびり日程の帰省でした。腱鞘炎は、まぁ、そんな一朝一夕には治りはしませんが、実家でも、京都の姉の家でも「お客さま」させてもらったので、だいぶ休めることができました(^^)
2025年5月31日土曜日
ヤンバルトサカヤスデ5月まとめ
5月に入り、格段に数が減ったように思います。私が日々捕獲した成果なのか、梅雨入りして普通に場所移動したのか、など、わかりませんが。さすがに数万匹捕獲したので減ったのだと思いたい… しかし、それでも居なくはならず、日々、一定数いる不思議。
一日の捕獲数、100匹を切る日も多くなりました。まだ1cmくらいの小さいのもいますが、3〜4cmの成虫と変わらない大きさのものも増えてきました。
ところで。シマシマ模様がはっきりする前の1〜2cmの幼体、わりと色が色々で。白っぽいベージュ(ちなみに小さいのは白いのが主流)、黄色っぽいベージュ、赤茶っぽいの、こげ茶っぽいの、などいます。自分の居る環境の土の色になっているのかなぁ??日々、移動をしているから、一箇所にいろんな色のやつがいるんですけどね。
雨の激しい日などは、捕獲もお休みです。数も減ってきたから、何がなんでも捕獲しなくちゃ!という焦りも減りました。このまま本当に数が減っていくといいなぁ。まぁ、12月頃の繁殖期の集団大移動で、また集まってきちゃうのだろうな、と思いますが。ヤスデの好まない環境、しかし他の虫や野鳥は好む環境を作りたい…難問です。虫が好む環境を残しつつヤンバルトサカヤスデだけを捕獲し続けるしかないのかな。
※ヤンバルトサカヤスデは落ち葉など腐敗植物を食べて、普段は苔や草、石の下などに隠れています。半分森のような我がアトリエ周りから落ち葉や苔や草、石を完全撤去するなんて不可能です。
2025年5月12日月曜日
IQ68 車いすで見つけた青い鳥
『IQ68 車いすで見つけた青い鳥』(高速学習アカデミー 吉岡節夫[著])の表紙絵を描かせていただきました。
2025年5月10日土曜日
紫陽花
空き地の持ち主さんから譲り受けて植えたアジサイが咲いています。ひとつの玉(?)が5cmくらいのかわいい小さなアジサイの花です。雨に濡れたアジサイとか見ていたら、雨もいいな♪ なんて思います。
しかし、雨が降ると、なんだか雑草の育つのも早い…
ゆったり過ごすために、アトリエ、引っ越したつもりなのですが、日々、なんだか、時間に追われたり焦りながら過ごしている感があります。ううむぅ。家の中も外も、相変わらずやること多すぎです。
2025年5月4日日曜日
コンクリート補修
穴が大きいところは先に石などを詰めて(画像)。いらないバケツに、水を入れて練るだけのインスタントコンクリート(砂利入り)を入れ、扱いやすい固さになるまで水を混ぜ、コテで塗る。砂利入りだと端っこの方など、元のコンクリートとの隙間ができてしまったので、急きょなめらかなインスタントセメントで仕上げをしました。
コンクリート扱うのは初めてなのでドキドキしましたが、粉末に水を混ぜるだけなので、少量ずつ作り足しながらで素人でも大丈夫でした! 硬化まで24時間ということなので、焦らず作業できましたし、使い終わったあとのバケツやコテも水洗いできれいになりました。
しかし。硬化まで24時間だったはず…いや「硬化」はしているのか? 湿気が多いのかなぁ、24時間経っても乾き切らなくて、ちょっと心配。しばらく雨が降らないといいけど。
2025年5月1日木曜日
ヤンバルトサカヤスデ4月まとめ
昨年12月以降、成虫&幼虫、推定累計5万匹(1日平均300匹捕獲と計算)捕獲!!
4/3、ついに家の中にヤスデが入ってきました。続いて、翌日も。家の周りに薬剤を撒きましたら、家の中に入ってくるのはごくまれに1〜2匹。
梅雨前に、幼虫が大移動をして家の中にも入ってくる、と聞いていましたが、ついに、その時期が来たのですね。ちなみに奄美大島は例年、5月のGWが明ける頃に梅雨に突入します。一説によると、ヤスデは水に浸かると死んでしまうので、梅雨の前には土から出てくるのだそうです。
そして4月に入ると成虫をほぼ見なくなり、2cmくらいの大きさのものが増えてきました。家の中に入ってくるのも、2cmくらいのもの。個体差はありますが、2cm強になるとヤンバルトサカヤスデ特有の「しましま」模様が出てきます。
外での捕獲数は4月半ばには1日100匹〜200匹とこれまでより一旦減ったように思えましたが、捜索範囲を少し広げたら、やはり1日数百匹…うーん、なるほど、キリがないですね。ただ、大群でいるのが減って、単独〜数匹で散らばっているのが増えた印象です。産まれてから、基本は兄弟で土の中で過ごしていたのがそれぞれに独り立ち(?)する時期なのかもですね。ヤスデに聞いてみないとわかりませんが。引き続き観察します。
2025年4月26日土曜日
トイレにドア
が。言うは易し、トイレのドアひとつつけるのにどれだけの時間(というか日数)を費やしたことか!!枠から接着剤のついている古い板を剥がすのとか、錆びた釘を抜くのとか、元々ついていたはずなのになぜかちょっと大きくてうまくはまらなかったりとか(はまらない部分をひたすら削る!逆に足りない部分はパテで補修)、塗装して、新しく金具をつけ替えて…とかとか、ドアをつける側の柱や床の方も細かい補修…とかとか。それでも、きっちりはまっているとは言い難い出来ですが、やはりカーテンよりドアがあると良い感じ。
ドアって、買うと高いですけれども、元々の枠を利用して自作しても、結局それなりに金額かかっちゃいますね。
リースは、トイレのドアにかけようと思って、DIYのヤルキを出すため、先に用意しておりました。草むしり中に採ったツル植物で、土台のリースは自前&自作でございます。森暮らしの、憧れのやつ! 飾りは造花。こういう、立体物のセンスがなくて、リースにも、ものっすごい無駄に時間をかけてしまいました(^^;)
DIYはひとつひとつ予想以上に時間かかります。改めて思うのは、大工さん、すごい!!!!
失敗したり、悩んだり、時間かけたりしながらも、自分でできる範囲で作るのは納得せざるを得ないし愛着も湧きます。家全体だと5年10年計画ですが、コツコツがんばります。
2025年4月25日金曜日
アマミサソリモドキ
特大オカヤドカリ
海岸で見かけるオカヤドカリさんは、ちゃんと(?)海にいる貝の貝殻に入っています。昨年の夏、アトリエ修繕に通い始めた頃にもアフリカマイマイの殻をまとったのが一匹、家の周りをウロウロしていましたが、ここまでは大きくなかったので、別の個体でしょうか。
オカヤドカリについて軽く調べましたら、日本に生息するすべての種類のオカヤドカリが国指定の天然記念物とのこと。これは目の形状からして「オオナキオカヤドカリ」だと思われます。オカヤドカリって結構長生きで、数十年生きるみたいですね。そしてここまでの大きさになるのはわりとレアみたいです。陸でも生活できるけど、繁殖は海でしかできないんだそう。数百メートル先の海までは住宅地や商業施設も広がっているし、近くの海が護岸整備されてから陸に取り残された長生きの個体かもしれません。昔は海ももう少し近かったでしょうし(一番近い海は埋立地の先)砂浜も広がっていたようですので。森で大きく育つのは本来の姿ではないのかもしれませんね…環境が変わっても強く生きていてえらい…!!
しかし、森にいたら、これ以上大きな殻を見つけるのは難しいだろうなぁ。うーーん。海で大きな貝殻を見つけたら、そうっと置いてみようかな。
今度またいつ会えるかわかりませんが、天然記念物の隣人のご紹介でした。
2025年4月17日木曜日
アマミヒメトカゲ
少し前からヤスデ探し中によく見かけていました。日々、場所を変えていますが何匹かいるようです。
どんどん苔剥がし中なので、そのうちアトリエ周りで見かけなくなるかもしれません…いや、空き地が広すぎるので小動物の隠れる場所がなくなるほどに綺麗にするのは無理かな???
先日は苔剥がし中に、バーバートカゲ(本州ではニホントカゲ)を驚かせてしまったみたいで、尻尾の自切りをさせてしまいました。青い尻尾がいつまでもビチビチと動いていました。ごめんね…苔も剥がしたくて剥がしてるんじゃないのにね、全部ヤンバルトサカヤスデのせいだ。ヤスデが好む環境は、小動物が好む環境でもあるので、悩ましいです。
2025年4月11日金曜日
ご馳走あったのかな?
2025年3月31日月曜日
ヤンバルトサカヤスデ3月まとめ
3月も後半になってくると成虫が減ってきました(それでもまだ時々いる)。
幼虫は1cm強の大きさが主流ですが、2cm強のものも増えてきました。寒い日や強風の日は数が若干少ないものの(あまり移動をしないと思われる)、捕獲数は変わらず1日に数百〜1,000匹くらい。
何かのサイトで、ヤスデ対策に砂利を敷き詰めるのも良いと書いてあったように思うのですが、砂利ほどの大きさの石の下にも隠れています。ゆえに、大きさの揃った石を集めて砂利のように置いていても、その下に集まっていたります。うーん…。しかし、小石の下で勝手に潰れてしまっているヤツもいるので、踏みしめる場所に砂利を敷く場合は、ある程度有効かもしれません。
「これからの時期、黒い防草シートを敷いておけば、雑草も防げるし、下にいるヤスデも太陽熱で死ぬ」と友人から教わりました。自分の敷地ではない&広すぎるため、私はできないかと思いますけれど、部分的に試してみようかと思います。
苔剥がしも果てしがなさすぎて進みませんし、きれいにしたそばから雑草が生えてくるし森から落ち葉がどんどん落ちてきます(- -;) もちろん、ヤスデも根絶は難しいのでしょうけれど、1匹でも減らすよう、地道にがんばります…!
本来でしたら、野鳥に来てもらうためにもきれいにしすぎたくなくて、虫も大歓迎なんですけれどね。ヤスデ以外の生物は見つけてもスルーしていましたが、先日、草むしり中に謎の虫にやられて、後になって唇がパンパンに腫れて麻痺のような痺れがでました。長袖長ズボン&頭に手ぬぐい&手袋&虫除けは徹底しているのですが、それでも出ている顔まわりを虫にやられて大変です。これからの暖かくなる時期、外作業では頭から虫除けネットを被らないと危険ですね。