2018年1月1日月曜日

2018年頭のごあいさつ(年始状)

2018年、みなさまにとりまして、素晴らしい年になりますよう、お祈り申し上げます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 私は、毎年の年賀状を、動物のイラスト&カレンダーを印刷したハガキにするのを恒例にしています。 もう20年になろうかと思います。
  ちなみに、喪中の方が年賀状を受け取るのはマナー違反ではないそうです。なので、送りたい方には、こちらからはお送りしたりしていましたが、受け取る側は人によっては、あまり気持ちのよくない方もいらっしゃるかもしれません。でも、カレンダーもお送りしたいし…うーん、長年の悩みなのです。
 お相手が喪中のときもそうですが、自分が喪中でも新年のご挨拶はしたいなぁ、と考えるようになりました。会社であれば、個人で不幸があっても、会社として新年のご挨拶はするのでしょうけれど、まず自分が個人事業主なので微妙です。
  結果、過去、自分が喪中のときは、寒中見舞いカレンダーハガキにしました。そして数年前から、地味にマイナーチェンジを試みているのです。実はめでたい文字を極力省いた“新年のご挨拶”ハガキにしていました。…しかし一周回って、やはり年賀の要素も必要かな?と考えては、お送りする方によって「謹賀新年」 スタンプを押してみる年があったり、切手で年賀と年賀でない区別をしてみたりと試行錯誤しながら。

 今年は喪中につき、どうしようか…と考えていたところ、色々調べていましたら、2011年の震災後から「年始状」というのが登場していたようです。ご存知でしたか?!私は知りませんでしたよ!
  図らずも、まさに、ここ数年、私がつくっていたものが、ほぼ、これに近いものと言えます。「年始状」とは、めでたい文字や言葉を 使わずに、普通ハガキで年始のご挨拶をするもののようです。 喪中でも(喪中ハガキとは違い)近況報告や、今年もよろしくと書いてよいのだそうです。
  震災後にできたものというのには納得です。大きな災害があったときなどもそうですが喪中だけでなく祝賀ムードではないときもあります、でも、どんなときでも新しい年はやってくるのであって、新年のご挨拶はしたい。年賀状はやめて、喪中ハガキもやめて、「年始状」が広まればいいのに!! 私個人としては今後もぜひ、そうさせていただこうかと。

 とはいえ、たぶんまだ認知度の問題もありますし…2018年の郵送でご挨拶させていただくのは、 松の内をすぎてからの寒中見舞いにさせていただこうと思っています。

※画像は、ハガキサイズの2018年カレンダーになっています。よろしければプリントしてお使いください。