2020年7月25日土曜日

卓球

卓球のラケットを買いました。
 中学時代卓球をやっていて、その後もマイラケットをずっととっておいたものの。もうやらないと思って奄美に引越す前に処分してしまったばかりなのですが…。
 たぶん以前持っていたものと同じもの。中学で卓球をはじめたときに初めて買ってもらったものですから、かわいらしいお値段で買い直しやすかったです〜。
 ※当時からペンホルダータイプの選手は少なかったですが、いまどのくらいの人口なんだろう…。活躍している選手が持っているのは、たいがいシェークハンドタイプのラケットです。あれ、かっこいいですよね。

 中学時代はものすごく真剣に部活を頑張っていました。
 運動音痴の私ですが、日々の努力で自分がメキメキと上達しているのがわかって卓球が楽しくて楽しくて仕方がなくなってきた、ちょうどそんなとき。
 3年になって先生の一存でクラス委員を指名され、否応なくそのまま1年間ずっと、修学旅行の実行委員も体育祭の実行委員も文化祭の実行委員も兼任させられ、毎日会議で一日たりとも部活に行けなくなってしまいました。
 今日もまた部活に出れなかった…と、家に帰って毎日涙しました(ホントに)。 明日はちょっとでも出れるかもしれない!と気をとりなおして1人トレーニング。しかし、今度は一日一日、自分の腕がおちていくのを感じます。
 そしてついには、目標にしていた中学最後の公式試合にさえ学校行事で出れなかったのです。

 あまりに悔しくて、高校でも卓球部に入ろうと考えたのですが、高校入学当時は美大進学を考えていたのもあり、体育会系の部活に入ることは躊躇してしまいました。それに、よく考えたら卓球は大好きでも、試合…勝負事はあまり好きじゃないんです(^^;)だから結局その後も卓球愛好会的なものに入ることもなく今に至っています。

 しかし。中学時代の悔しさが忘れられず、じつは未だに学校への恨みをしつこく根に持っている自分に気づいたのです……そういう感情は、解消しないと。

 考えてみたら、勝負が好きじゃないなら、1人でも壁打ち練習ができる卓球台とか、野球でいうところのピッチングマシン的な卓球マシンもあるし、1人で楽しめなくもないことにも気づきました。
 ステイホームの運動にピッタリではないですか。
 ギャラリーカフェのテーブルを卓球台にすればよくない?!とか。
 に、しても、大きさが大きな買い物ですからちょっと考え中…。あれこれ問い合わせてはみるものの、離島なので配送地域外だったり、配送料の見積が出てこなかったり…。
 とりあえず、ラケットだけ買ったのです。床をつかった壁打ちをするだけで燃えました…っ! すごいですね、感覚を覚えているものなのですね。汗をかいて爽快な気分。

 いま、コロナで、理不尽に部活や試合ができなくて悔しい思いをしている中高生がたくさんいるであろうと思います。オトナになってからでも、その思いは解消できるのだ、と証明したいです。